今回は若白髪の原因や改善対策について取り上げます。
若いのに白髪が生えてきた・・・そんな悩みを持つ10代20代の方は非常に多く、将来に不安を持っているのではないでしょうか?
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10代20代の白髪は黒髪に戻るのか?
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そもそも若白髪って原因は何なのか?
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そういう悩みを解消するための対策法を紹介!
ということで若白髪の原因や改善対策、10代20代の白髪を黒髪に戻すにはどうすれば良いのかまとめています。
お好きなところからご覧いただけます。
若白髪(10代・20代)と白髪の違いは?
まず、若白髪とは何なのか?
そもそも髪の毛は頭皮の毛根部で作られる際に色はついていない状態です。
メラニン色素が何らかの原因で不足したときに色素が定着することなく生えたときに白髪となってしまうわけですね。
加齢による白髪は年齢を重ねるとホルモンバランスが崩れたり病気などが影響し血行が悪くなったりすることで起こります。
若白髪はこれらの影響を若いうちに受けてしまうことで起きます。
白髪が増える原因
では次に白髪が増える原因について、ピックアップしてみたいと思います。
特に若白髪を引き起こす要因にもなりますので、ご自身の生活環境と比較をしてみて下さい。
遺伝
白髪に限らず若ハゲに関しても遺伝が原因じゃないか?と一度は考えたことがあるはずです。
確かに若い内から色素を構成するメラノサイトが老化し、白髪が増えるということはほとんど無いので「もしかして遺伝では?」と考える方は多いでしょう。
ただ、現代医学ではまだ若白髪と遺伝について因果関係があるかどうかということは解明されていません。
もちろん遺伝で白髪が生えやすいということも可能性はゼロでは無いです。
しかし考えてみれば若い頃は家族と同じ食事をしているはずなので、もしかすると栄養が偏った食生活をしたりしているということも考えられます。
遺伝では?と考える前に、まずは食生活などをチェックしてみるのが良いかもしれませんね。
遺伝だから何もケアしないというのは、非常に勿体無いですから。
ストレス
現代社会では誰もがもっているストレスも白髪の原因となる要素となります。
ストレスによりメラニン色素を作り出すメラノサイトが破壊されてしまうわけですね。
特に現代における10代・20代は非常にストレスを感じやすい環境にいると言えます。
・学校生活(部活動)
・受験
・友人関係
・家庭
また、10代は反抗期もあり非常に多感な時期です。
家庭環境によっては大きなストレスを抱え込むこともあることも珍しくはありません。
ストレスが溜まっていると感じたらなるべくストレス発散できるような自分なりの解消法を見つけ出すようにすることがストレスと上手く付き合っていくコツとなります。
悪化するとストレスはうつ病・自律神経失調症を引き起こす原因となりますので、早めに心療内科への相談をするのも良いでしょう。
睡眠不足
睡眠不足は様々な健康被害を引き起こす要因となります。白髪も例外ではありません。
睡眠中は成長ホルモンが活発になり、髪の成長を支える大事な時間となります。
人は毎日新しい細胞が作られています。その細胞が作られて神経系の機能が回復するのがこの睡眠中なのです。
寝るのがもったいない・・と思ってついつい夜更かしをしてしまう方もいると思いますが、充分な睡眠をとることは髪だけでなく体調にも良い影響を与えてくれるので一度生活習慣などを見直してみると良いでしょうね。
栄養不足
食べ物は身体の栄養を考えてバランス良くとることが大事なのはご存知の通りですが、なかなか普段の生活の中でそこまで考えて食事をすることはなかなか難しいと思います。
そうしてだんだんと身体の栄養が偏ってくるとやがて栄養不足になり、白髪や体調を崩す原因となるわけですね。
白髪を防ぐ為に大事な栄養素ですが
・タンパク質
・ミネラル(銅・亜鉛・ヨウ素・鉄)
・ビタミン
これらを積極的にバランス良くとることが白髪予防、果ては健康にも繋がっていきます。
チェック!白髪改善に効果的な食べ物の総まとめ!白髪予防対策に重要な栄養素とは?
胃腸疾患・貧血症・甲状腺機能低下症
白髪が増える原因の一つに「病気による白髪」があることはご存知でしょうか。
これは白髪=病気のサインとしても見ることができますが、主に胃腸疾患・貧血症・甲状腺機能低下症が当てはまります。
まず胃腸疾患ですが、小腸付近の毛細血管は栄養を吸収する働きがあり、ここに疾患が現れると栄養がよく行き渡らなくなる為、頭皮が栄養不足になるわけですね。
暴飲暴食はもちろん、熱すぎるものや冷たすぎるもの、辛すぎるものなどはなるべく避けましょう。
次に貧血症。
貧血はヘモグロビンの減少が原因で身体が酸欠状態となり起こりますが、貧血になると身体はまず優先すべきところへと酸素を送ります。
頭皮・髪の毛は優先順位が低いため充分に栄養が行き届かず、メラノサイトやメラニン色素の生成に影響をおよぼすことになり、白髪の原因となるわけです。
貧血は特に身体の変化が多い女性に良くみられます。
鉄分・亜鉛・ビタミンなどを積極的に摂取することや、サプリメントなどを必要に応じて併用するのも良いですね。
最後に甲状腺機能低下症ですがこれは女性に非常に多い病気だと言われています。
甲状腺機能低下症は自己免疫疾患の一つで、疲労感・集中力の低下・むくみ・便秘、そして白髪も引き起こします。
白髪が増えたからといって必ずしも病気であるということではありませんが、おかしいな?と思ったときはやはり病院で一度診察を受けるのがベストでしょうね。
若白髪は黒髪に戻る?対策法について
さて、そんな若白髪ですが、
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果たして若白髪は黒髪に戻るのか?
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その対策法はあるのかどうか?
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気になるところですね。
毛根にはメラニンを作る為のメラノサイト、そして髪に色をつける毛母細胞という二つの機能があり、この機能が壊れてしまうことが白髪に繋がります。
白髪は抜いてもまた白髪が生えてくるように、一度機能しなくなってしまった細胞は復活することはありません。
しかし老化ではなくストレスなどで機能が一時的にストップしている場合などもあり、再度復活することも充分に可能性はあります。
白髪を抜いたら根本の方だけ黒かった、という経験がある方も多いのではないでしょうか?
また、対策法としてはメラノサイトは血液から栄養を受け取っていますので、頭皮の血行を促すためにマッサージしたり栄養をとれば白髪の初期状態ならばまだ進行を遅らせることも可能です。

ただ、白髪の進行に関してはやはり個人差や体質的なものが大きいので一人一人違います。
普段から生活習慣などに気をつけていくことがやはり一番の白髪予防となるでしょうね。
「若白髪は遺伝だから仕方がない」という考えでは白髪を促進させてしまう恐れがあるので気をつけましょう。
白髪改善に効果的な食べ物についてはこちらの記事に詳しくまとめていますので参考になればと思います。
まとめ
若白髪の原因や改善対策、10代20代の白髪を黒髪に戻すにはどうすれば良いのか色々とまとめてみました。
初めて白髪を発見したときって、結構ショックだったりしますよね。
確かに白髪が似合うダンディな男性もいますが、やはり大半が白髪で老けて見られる人が多いのも現実です。
それが10代・20代の時ならなおさらですから。
自分の体内環境の改善というのはなかなか難しいものですよね。
また、長いスパンで考えなければならないのでいまいち結果がすぐに見えづらいところもありますが、続けることは必ず良い結果に繋がっていくと思います。
将来の健康にも関係してきますし、まずは出来ることから少しずつやってみてはどうでしょうか?