

ただそんなタバコが直接的にハゲと関係してるものか気になるので根拠を調べてみた。
そんなわけで今回はタバコが原因でハゲるって嘘?という噂についてピックアップしてみました。
タバコは中毒性がありやめたくてもなかなかやめることができないものです。
タバコは本人だけでなく周囲の人にも影響を及ぼすので、昨今の嫌煙ブームで非常に肩身の狭い想いをされている方も多いでしょうね。
そんな中でタバコを吸うとハゲるという噂がありますが、本当なのかどうか?
そして抜け毛に対してタバコがどういう因果関係を持っているのか?気になりますね。
ということでタバコが原因でハゲるって嘘なのか?また抜け毛に影響する因果関係もまとめてみました。
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【結論】タバコが原因でハゲるって嘘?⇒直接的な因果関係はないけどハゲる可能性はある

タバコを吸うことで薄毛に影響がでるのかどうか?
結論的にはタバコは髪によくないことがわかっています。
タバコはご存知の通りニコチン・タールが含まれており健康には良くありません。
また、一酸化炭素がヘモグロビンと結びつくことで一酸化炭素中毒を引き起こします。
しかもタバコは1本吸うごとにビタミンCを25mgも消費し毛細血管を弱らせますので、当然健康面はおろか毛髪にも悪影響を及ぼすことがアメリカ国立医学図書館・国立衛生研究所の論文ではこういった報告が記載されています。
タバコがハゲに繋がる可能性
タバコの遺伝毒性化合物は毛包のDNAを損傷し、その後毛乳頭の微小血管中毒を引き起こす可能性があるため、喫煙もAGAの発症に影響を与えます[20]。AGAの家族歴、AGA発症年齢(40歳以下)、および喫煙はすべてAGAと相関があることが研究により明らかにされています
タバコとハゲの直接的な論文ではありませんが、やはりタバコでハゲる可能性があることがわかりますね。
ただ、タバコを吸っている人が全てハゲているかと言ったらそうではありませんよね。
吸っているからハゲる、吸っていないからハゲない、ということではなくあくまでもハゲる要因の一つになってしまうということなのです。
喫煙者でもいわゆるヘビースモーカーと言われる人と一日に数本しか吸わない人でもやはり違いは出てきます。
とはいえタバコは「百害あって一利なし」です。
最近ではタバコの単価も上がり、また外で吸おうとしても吸える場所が少なかったりと何かと肩身の狭い思いをすることも多いと思います。
タバコを吸うことで得られるものは全くありませんので、まずは生活習慣の見直しを考えてみるのが良いのではないでしょうか。
タバコで禿げると言われる理由
なぜタバコが原因で抜け毛が増えるのか?
主にタバコを吸うことにより毛血血管を弱らせ、毛母細胞へ栄養が行き届かなくなることが髪の毛に悪影響を与えているのは前述した通りです。
ではもう少し詳しく見ていきましょう。
栄養素の消費
タバコは1本吸うごとにビタミンCをを25mgも消費しています。
だいたい成人男性が必要としている1日分のビタミンCは約100mgということなので、タバコを吸うことにより簡単にビタミンC不足になってしまうことは容易に判断できますね。
またビタミンC以外にも細胞の新陳代謝アップに必要なビタミンB群、血行を促進するビタミンEも同時に不足してしまいます。
このように髪の毛の成長に必要な栄養素がタバコにより一気に消費されてしまうことで毛根が弱まり、髪もに栄養が届かず細くなって抜け毛の原因となってしまうのです。
活性酸素の増加
活性酸素は老化の原因になることでも知られていますが、この活性酸素はタバコを1本吸うことで約100兆個も発生します。
つまりタバコを吸うことで細胞の老化を促進してしまうということです。
活性酸素により毛母細胞が髪の毛を生み出す力が無くなってしまい、抜け毛やハゲの原因となるわけですね。
血流の悪化
タバコを吸うと血管が収縮し血行が悪くなり、いくらきちんとした食生活をしていても栄養が髪の毛に届きません。
身体の血流が悪くなってしまった状態では、人間の身体は重要な臓器に対して栄養を与える命令を出しますが、髪の毛はその優先順位が低い為に栄養が枯渇します。
そうなった場合、抜け毛や白髪が発生する原因となり得るわけですね。
男性ホルモンの促進
ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが薄毛の原因となっていることは以前の記事でも触れています。
このジヒドロテストステロン(DHT)ですが、実はタバコを吸うことによって男性ホルモンが10%~30%ほど増加しているという結果がハーバード大学の公衆衛生学部の調査で判明しました。
また、5αリクターゼと結びついてジヒドロテストステロン(DHT)になるテストステロンの値が喫煙者は9%、ジヒドロテストステロン(DHT)は13%とそれぞれ非喫煙者よりも高い数値となっています。
ただ、これに関しては男性ホルモンの影響もそうですが、上記で説明したような喫煙による血行不良や栄養不足などのほうが身体に対する影響は大きいでしょうね。
IQOS(アイコス)とglo(グロー)はハゲに関係なし?


IQOS(アイコス)やglo(グロー)が電子タバコでは主流となってきていますが、これらは果たしてハゲに関係あるのかないのか?
結論としてはIQOSであれgloであれ、やはりニコチンが含まれている以上はビタミンCの欠乏はもちろんのことビタミンEの吸収率も低下してビタミン不足になることは間違いありません。
もちろんニコチンにより頭皮や毛細血管まで栄養が行きづらくなることも同様です。


おそらくですが電子タバコにしたことで結果的に喫煙する本数や量が減っていることが体質の改善にも繋がっているのではないでしょうか?
もちろん、禁煙することが身体にとっては一番良いことなのですが、禁煙することでストレスになり逆効果を産むことも充分にあります。
タバコとは色々と付き合い方を考えていきたいところですね。
まとめ
メインの結論をまとめると
タバコで直接的にハゲる根拠はないけど、タバコは髪の毛に悪影響を及ぼす可能性はある。
ということ。
やはりタバコは身体にとって良いことは無いものですが、イライラを抑えたり何かとストレス解消のアイテムになっていることも否めませんよね。
適度な量を守っていれば薄毛に直接影響するようなことは少ないような印象ですが、どちらにしても健康面で考えると禁煙するのが一番良いと思います。
もちろん愛煙家の方も大勢いますしそういう方々の気持ちはよくわかりますが、将来の健康のことを考えると今どうするのが一番良いのか?一度考えてみてはいかがでしょうか?
タバコを吸ってる人に限ったわけではありませんが、食生活や育毛剤で頭皮をケアしてあげたいですね。
何もしないよりは良いはずなので。