この記事では髪の洗いすぎはハゲる?ということを中心にピックアップします。
シャンプーは基本的に毎日行っている方がほとんどだと思いますが、洗いすぎはハゲるとも言われています。
毎日シャンプーをすればそれだけ綺麗になりそうですが、実はそのほうが臭いやフケが発生する確率が高いのはなぜなのか?
頭皮のケアとして一番すぐ実践できる手段であるシャンプーが間違っているのかどうか、色々と気になる方は多いはず。
ということで髪の洗いすぎがハゲの原因になるのか?また毎日のシャンプーで臭いやフケにも発展するという事実もまとめました。
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髪の洗いすぎはハゲるって本当?毎日のシャンプーだめなの?
誰もが大きな疑問も無くおこなっている毎日のシャンプーですが、髪の洗いすぎはハゲるという噂も耳にしますよね。
結論から言うと「本当」です。
人により正しいシャンプーの仕方、毎日でも低刺激のアミノ酸シャンプーを使っているなど、頭皮に優しいものを使っている場合は直接的なハゲの原因にはなりにくいでしょう。
ただ、やはり毎日のシャンプーは頭皮に実は良くないことのほうが多いです。
毎日のシャンプーによりハゲの原因の一つを作り出しているという可能性は多いにあります。
その理由について見ていきましょう。
多くの人は1日1回のシャンプーで十分
健康な髪の毛を生やすには頭皮を綺麗にしないといけない!
そんな考えから1日に2回以上のシャンプーをしている方もいるのではないでしょうか?
しかし多くの人は1日に1回のシャンプーで充分なのです。
確かに頭をシャンプーで洗うとすっきりしますし、綺麗になったな~という実感もあります。
でも頭をシャンプーで何度も洗うと頭皮の皮脂が流れ落ちてしまうのです。
頭皮に存在している皮脂は頭皮を紫外線などから守ってくれているので、全て洗い流してしまうことで頭皮を危険に晒すことになります。
また、頭皮から皮脂を落としすぎると身体は頭皮を守る為に皮脂をさらに分泌するようになり、皮脂量が増えて頭皮が油っこくなってしまうのです。
さらに栄養が皮脂のほうにとられることで髪の毛に必要な栄養が回らなくなってしまい、結果薄毛の原因にもなりえるということなんですね。
つまり1日に2回も3回もシャンプーをすることは、全く頭皮の健康には良くありません。
頭皮は洗うのではなく揉む!
シャンプーのときに、ついつい髪の毛をゴシゴシと洗っていませんか?
これは頭皮の毛穴に詰まった汚れが取れないうえに、髪の毛を痛める原因にもなりかねません。
ゴシゴシと洗うのではなく毛穴に詰まった皮脂を押し出すように頭皮をじっくり揉むようにするのがポイントです。
そうすることで老廃物を出すことが出来、頭皮の状態をより良く保つことができます。
また、頭皮を揉むように洗うことによって頭皮の血流促進効果も期待できるので、毛根に栄養が行き渡るわけですね。
できることならシャンプーも良質なシャンプーを使うことが理想的ですね。
髪の洗いすぎのデメリット!臭いとフケの原因?
髪の洗いすぎには様々なデメリットが存在します。
それが臭いとフケです。
髪を洗いすぎると綺麗になるイメージがありますが、実は洗いすぎは臭いとフケの原因になってしまうのです。
臭い
本記事でもお伝えしたように皮脂は頭皮のバリアとしての役目も果たしています。
洗いすぎてこの皮脂を落としすぎた場合、身体が頭皮を守るために過剰に皮脂が分泌されることも説明した通りです。
結果、頭皮が皮脂過多になり、頭皮に存在している常在菌(身体に必要な菌)以外に有害な雑菌が繁殖するようになってしまいます。
この雑菌が臭いの元となってしまうわけですね。
フケ
実はシャンプーのしすぎはフケの原因となってしまいます。
一見、しっかり洗うからフケが解消されそうに思えますが、逆効果です。
洗浄力の強いシャンプーを使うと頭皮は乾かしたときに皮脂が全く無いために、頭皮は乾燥した状態になります。
頭皮が乾燥すると角質が剥がれやすくなってフケとして落ちてきますし、免疫力も落ちる為にフケの原因菌が増加するといった危険性もあるのです。
乾燥した頭皮は非常にデリケートです。
フケ以外にも色々な刺激により頭皮トラブルになる場合もありますので充分に注意をしてください。
加齢すると皮脂量が増える?
次に加齢による皮脂量の増加について。
一般的に頭皮の皮脂については女性よりも男性のほうが分泌量は多く、20歳前後がピークとなりそこから女性は急激に・男性は緩やかに減少していきます。
また、季節により分泌量が増えることもあり、気温が高くなると増える傾向にあります。
なんだか年齢を重ねると皮脂量が増えていくというイメージがありますが、実際のところは逆なんですね。
年齢を重ねていくことにより頭皮の皮脂が減り、それが抜け毛に繋がってくると考えると加齢による皮脂量の減少は納得ですね。
市販の安いシャンプーは危険
一般的に市販の安いシャンプーが危険と言われている理由は何なのか?
ほとんどの市販シャンプーには次のような成分が含まれています。
・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・パレス硫酸
このように○○硫酸と記載されているものがほとんどですが、これらは非常に強力な洗浄力があり頭皮に必要な皮脂まで全て落としてしまうのです。
実はこれらの○○硫酸と記載されているものは台所洗剤などにも使われています。
そう考えるとちょっとぞっとしませんか?
確かに泡立ちも良く、頭もすっきりしますが実際のところは頭皮に必要な皮脂を落としてしまっている為に頭皮に良いことはありません。
また、これらの成分は非常に安価に手に入りますのでその分シャンプーの広告費に費やすことができるというメーカーにとってのメリットがあります。
それに成分はほぼ一緒で香りだけ違うといった製品も少なくないですね。
何も考えずに買ってきたシャンプーを使っている方は、一度成分を確認することをオススメします。
まとめ
髪の洗いすぎはハゲるということや毎日のシャンプーで臭いやフケにも発展するのかということをまとめました。
身体と違っていかに頭皮のケアが難しいのか、シャンプーについて考えることで正しい知識を身につけられたような気がします。
正しいシャンプーの仕方はなかなか自分で調べても実践するとなっても本当に正しいのかどうか心配になることもありますよね。
そういう場合は理髪店や美容院でアドバイスなど聞いてみるのも一つの手かもしれませんね。