髪の毛はあるのに頭皮が透けて見えていると、薄毛なのでは?と不安になりますよね?
頭皮が透けて見えるからといって必ずしも薄毛とは限りませんが、気になるのであれば薄毛対策をしておいても損はありません。
今回は頭皮が透けて見えるのが気になる人に向けて下記の内容をまとめました。
- 頭皮が透けて見える3つの状況
- AGA進行の危険性
- 頭皮が透けて見える人がするべき対策
頭皮が透ける状況を理解し、対策を講じることで頭皮の透けを緩和することができます。頭皮が透けて見えることに悩んでいる人は参考にしてください。
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【頭皮が透けて見える=薄毛の前兆】とは限らない
下記3つの状況では薄毛が進行していなくても頭皮が透けて見えることがあります。
- 光に当たると頭皮が透ける
- 髪が濡れると頭皮が見える
- 短髪で頭皮が透けて見える
これら3つの状況でなぜ頭皮が透けて見えるのか。その理由を以下で解説します。
光に当たると頭皮が透ける
光の当たり方や光量によっては頭皮が透けて見えることがあります。明るい場所にいて頭皮が透けていたら薄毛に見えるのでは?と心配になりますよね。
しかし、これは誰にでも起こる可能性のある現象です。髪の毛はどうしても強い光を通してしまいますからね。特に髪色が明るかったり、髪型が短かったりすると頭皮が透けて見える可能性が高くなってしまいます。
ただし、弱い光でも頭皮が透けて見える場合は薄毛が進行している可能性も。髪色や髪型、光の強さを考慮し、必要に応じて「薄毛対策」が必要な可能性も考えられますね。
髪が濡れると頭皮が見える
お風呂上がりや汗をかいた後など、髪の毛が濡れていると頭皮が見えることがあります。
髪の毛が濡れ、まとまって束になっているため頭皮が見えやすくなるのは当然のこと。健康的な太い髪の毛の人でも髪の毛が濡れて頭皮が見えることがありますからね。
ただし、頭皮の見える範囲が広かったり、頭皮の見える範囲が増えたりしたら要注意。薄毛が進行している可能性があるので薄毛対策を考えましょう。
とくに生まれつき髪が細い人は髪が濡れるとハゲたように見えてしまいますよね。
短髪で頭皮が透けて見える
短髪の場合も頭皮が透けて見えやすくなります。
短髪だと髪の毛から頭皮までの距離が近いため、長髪の人より頭皮が透けてしまうのは避けられないこと。ワックスなどで髪の毛が束になっていると余計に頭皮が透けやすくなることがありますので。
薄毛の可能性を確かめるポイントは以前短髪にした時よりも頭皮が目立つかどうか。以前よりも短髪の時に頭皮が目立つようなら「薄毛対策」を取り入れた方が良いでしょう。
頭皮が透けて見えやすい人はもともと髪が細い人が多い
「頭皮が透けて見える3つの状況」を解説しましたが、「生まれつき髪が細い人」の方が頭皮が透けて見えやすくなります。
太い髪の毛であれば密度が濃いため、頭皮が透けて見える可能性は低いもの。
しかし、細い髪の毛は太い髪の毛よりも密度が薄いため、頭皮が透けて見える可能性が高め。
なので、髪が細い人はいろんな場面で「ハゲてきたかも?」と誤解してしまうケースは多くなってくるんじゃないでしょうか。
「前述した3つの状況」と合わせて自分の髪質を把握しておくと薄毛が進行しているかどうか判断しやすくなります。
AGAが進行してる場合は危険
しかし、AGAが進行して頭皮が透けて見えやすくなっている可能性もあります。頭皮が透ける原因がAGAの進行である場合、早めに対策を行わないと手遅れになる可能性も。
AGAは男性ホルモンのテストステロンと酵素の5αリダクターゼが結びつき、DHTという物質が増えることで発症するもの。
起床時に抜け毛が増えたり、未発達の髪の毛が増えたり、いつもよりも抜け毛が増えた場合はAGAを疑うことが懸命ですね。
AGAが発症・進行すると髪の毛の成長過程であるヘアサイクルが乱れます。ヘアサイクルが乱れると髪の毛が太く長く成長する前に抜けるように。細く短い髪の毛が増えていくため頭皮が目立つようになります。
太かった髪の毛が細くなった、抜け毛が増えたという場合はAGAの可能性があります。早めに対策をしていきましょう。
頭皮が透けて見える人がするべき対策【手遅れになる前に】
- 食生活
- ストレス解消
- 睡眠
- 頭皮マッサージ
- シャンプー
- サプリ
- 育毛剤
「AGAが進行してる場合は危険」でも触れましたが、仮にAGAによって頭皮が透けている場合、「M型、O型、U型」といったAGAの特徴がありますが、ここまでくると後々治療費用が高くなりますので。
手遅れになる前に早めの対策がおすすめです。
食生活
1つ目の対策が食事で髪の毛に必要な栄養を摂取すること。
髪の毛に十分な栄養を供給することで頭皮が透けにくい太い髪の毛が成長する可能性があります。髪の毛に必要な栄養は下記3つ。
髪の毛に必要な栄養
・タンパク質:髪の毛の主成分
・亜鉛:タンパク質を合成する
・コラーゲン:髪の毛にハリやコシが出る
食生活でこれらの栄養を摂取するように意識しましょう。栄養の偏った食生活は髪の毛の栄養不足を招くので避けてください。
ストレス解消
2つ目の対策がストレス解消です。
人間は過度なストレスを感じると自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れると血行が悪くなったり、ホルモンバランスが乱れたりと良いことがありません。
血行不良になると髪の毛に栄養を供給するのが難しくなります。ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンのテストステロンが増え、AGAの原因であるDHTが生成されやすくなることも。
自律神経の乱れを起こさないように運動などでストレスを解消するようにしましょう。
成長ホルモンが分泌量が多い時間帯に寝る
3つ目の対策はしっかりと睡眠をとること。特に成長ホルモンの分泌量が多くなる時間帯に眠ることを心掛けましょう。
睡眠中は頭皮や髪の毛のダメージ回復や新しい髪の毛の成長といった働きが起きます。頭皮や髪の毛にプラスの働きですが、睡眠不足だと働きは不活発に。
22時〜2時の間は成長ホルモンが最も分泌されると言われており、ダメージ回復や成長といった働きが活発になります。
22時〜2時の間は眠ること、睡眠不足に陥らないようにすることを意識するのがおすすめです。
頭皮マッサージ
4つ目の対策が頭皮マッサージです。
自律神経の乱れなどで血行不良になると頭皮は徐々に硬くなっていきます。頭皮が硬くなるとさらに血行が悪くなり、髪の毛への栄養供給が不十分に。
そんな悪循環だらけの血行不良をに対して効果が期待できるのが頭皮マッサージです。頭皮マッサージで筋肉をほぐすことで頭皮がやわらかくなり、血行が促進され髪の毛に栄養を供給しやすくなります。
シャンプー時や育毛剤塗布時など他の対策と合わせて行うとより効果的です。
シャンプーの見直し
5つ目の対策はシャンプーを見直すこと。具体的にはシャンプーの仕方や使用するシャンプーの見直しです。
まずシャンプーの仕方ですが、しっかり汚れを落とそうと爪を立ててしまうと逆効果。頭皮を傷つけてしまい、乾燥や炎症の原因となります。
指の腹を使い、頭皮をマッサージするように優しくシャンプーをするようにしてください。シャンプーの洗い残しも毛穴詰まりや炎症の原因となるので、すすぎも十分に行うことが大切です。
次に使用するシャンプーですが、男性用シャンプーなど洗浄力の強いシャンプーはおすすめしません。洗浄力が強いと汚ればかりか、頭皮や髪の毛に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
配合成分に下記の表示があるシャンプーは頭皮や髪の毛にダメージを与える可能性があるため避けた方が良いでしょう。
危険な成分
・ラウレス硫酸
・ラウリン酸
使用するシャンプーは天然成分で構成され、添加物が配合されていないものがおすすめ。ただし、天然成分にアレルギー反応があると本末転倒なので使用前にアレルギーがないかは確認してください。
サプリ
6つ目の対策がサプリの摂取です。
前述したように栄養バランスを考えた食事も大切ですが、食事だけで髪の毛に必要な栄養を補うのは難しいもの。食事で摂取できなかった栄養はサプリで補うのがおすすめ。
また、育毛サプリの摂取もおすすめです。育毛サプリは研究開発によって育毛に適した成分を配合しており、下記のような効果が期待できます。
育毛サプリから期待できる効果
・血行促進
・5αリダクターゼの分泌抑制
・炎症予防
サプリはあくまでも健康補助食品なので、サプリだけで毛髪が増える根拠はありません。
食生活の見直しや育毛剤の使用と合わせてサプリを摂取し、効果的に薄毛対策をするのありですね。
育毛剤
7つ目の対策が育毛剤を使用すること。
医薬部外品である育毛剤は、今ある髪の毛を健康的に育てたり、頭皮環境を健康にする手助けをするもの。髪の毛を生やす効果はありませんが、早めの薄毛対策なら効果を期待することができます。
ただし、育毛剤を使用しても生活習慣などが乱れていると効果が期待できません。育毛剤の使用と合わせ、前述した6つの対策を取り入れることをおすすめします。
使用時の注意点は薄毛が進行してからだと効果が期待できないこと、長期使用が前提であることです。
まとめ
- 頭皮が透けて見える理由は「光の加減」「髪が濡れる」「短髪である」
- AGAが進行してる場合は危険
- 頭皮が透けて見える人がするべき対策
「頭皮が透けて見えること=頭皮を気にしてる」っていうことなのではないでしょうか?
頭皮が透けてみえてしまうことを誤解だと思って安心しきってしまうことは危険です。
今現状薄毛が進行してなくても、薄毛予防は早めにしておくことに越したことはありませんので1つの手法ではなく、1つでも多くの対策をとっておくことが大事となりますね。
一度に対策はできないので今自分にできる対策をしてみてください