今回はフィンジアの副作用についてピックアップします。
育毛の有効成分・キャピキシルが含まれていることで人気のフィンジアですが、こういう育毛剤を使うときに気になるのが副作用です。
フィンジアの副作用としてかゆみなどの一般的なものを含め「心臓に副作用があるかも?」ということでネットで調べられたりしているみたいですね。
また、育毛剤を使うことで起きると言われている初期脱毛についてにリスクも気になるところです。
ということでフィンジアの心臓に副作用の噂やかゆみ、初期脱毛のリスクを中心に全成分を解析してみました。
フィンジアの成分が気になる方の参考になればと思います。
お好きなところからご覧いただけます。
フィンジアは心臓への副作用はあるの?
結論からいうとフィンジアに心臓の負担がある大きな副作用はほぼ心配いらないと言えます。
まずなぜフィンジアが心臓への副作用があると心配されているのか?
それは恐らくフィンジアに含まれているキャピキシルがミノキシジルと比較されているために起こっているものと思われます。
ミノキシジルはあの「リアップ」にも含まれている成分で、もともとは高血圧の治療の為に使われていましたが、副作用で発毛が認められた為に研究を重ねて発毛剤に使われるようになりました。
AGAの治療薬としてミノキシジルは非常に高い効果がありますが、医薬品に指定されているために医師の処方が無いと購入することができません。
また、高い効果があるがゆえに様々な副作用の危険性も心配されています。
中でも特に内服薬タイプのミノキシジルで動悸や不整脈など心臓に関する副作用が起こる可能性もあるとのこと。
そんなミノキシジルに対して、フィンジアに含まれているキャピキシルという成分が「ミノキシジルの3倍の効果がある!」と宣伝していました。
おそらく、ミノキシジルの副作用が心臓に影響を与えると有名になってしまったために、フィンジアに含まれているキャピキシルもやばいのでは?という噂が広まってしまったことが原因と思われます。
フィンジアに含まれているキャピキシルという成分は、育毛効果は高いですが心臓に影響を及ぼすような副作用は全く報告されていません。
むしろフィンジアは副作用の危険性はほとんど無いと言っていいでしょう。
かゆみと初期脱毛症状はある?
フィンジアを使用した場合の副作用としてて、かゆみや初期脱毛などの症状があるのかどうか?
キャピキシルが配合されているスカルプエッセンスとして注目を浴びているだけにて、そのような噂があるとなかなか使うのに踏ん切りがつかなかったりするのも無理はありません。
心臓への副作用の所でも触れましたが、基本的にフィンジアは副作用の心配はほとんどありません。
ただ、フィンジアに限らず育毛剤を使うことでかゆみやかぶれ・炎症などの症状が起こる方は一定数存在しています。
これはもともと皮膚が弱い方、もしくは含まれているアルコールやその他の成分に関してアレルギーを持っている方が当てはまり、正確には副作用というわけではありません。
どうしても体質的に合わないという方もいますので、もしフィンジアを使ってかゆみなどがあまりにも続く場合は使用を控えたほうが良いでしょうね。
続いて初期脱毛。
初期脱毛とはAGA治療をするにあたって恐らくほとんどの方が目にしたことがある単語なのではないでしょうか?
基本的に育毛剤や発毛剤などを使った際に、今ある細く弱い毛が後から成長してきた髪の毛に押し出されて抜けていく現象のことを初期脱毛といいます。
ちなみに育毛剤じゃなく、医薬品である発毛剤や特に内服薬などは血液中に成分が吸収されて毛根に届きやすくなるので初期脱毛が起きる確率は非常に高いと言われていますね。
なお、初期脱毛は「育毛成分の効果がしっかりと現れているという証拠」なので、抜け毛が増えるとびっくりしますが実は「初期脱毛は髪にとって良い副作用」となります。
育毛剤が頭皮に馴染んでくると、「成長しきれてない髪の毛を排除してくれる」といったイメージでしょうか。
一般的に育毛剤よりは発毛剤のほうが効果が高い為に初期脱毛が起きやすいと言われていますが、フィンジアは他の育毛剤と比べて初期脱毛が起こる確率が高いという声はちらほらとありました。
ただ初期脱毛が起こったという報告や口コミはさほどありませんね。
恐らくですがフィンジアに含まれているカプサイシンが毛根を開いて成分を浸透しやすくしているということも関係しているのではないでしょうか。
とはいえ初期脱毛が起きたら起きたで効果がちゃんとあるということですし、初期脱毛が無いからフィンジアが効いていないということでも無いので間違えないようにしておきたいですね。
次に生えてくる髪の毛が以前の髪の毛よりも強く生まれ変わるのなら初期脱毛は本望だね。
ちなみに、初期脱毛かどうかの判断は「抜けた毛を見て判断」して下さい。
抜けた毛が細く弱々しい感じで毛根が無いような髪の毛ならばそれは初期脱毛と見て良いでしょう。
フィンジアの全成分
それではフィンジアに含まれている全成分を見ていきましょう。
特に、フィンジアの3つの有効成分は注目です。
フィンジアの注目成分その1⇒キャピキシル
フィンジアの注目成分その2⇒ピディオキシジル
フィンジアの注目成分その3⇒カプサイシン
フィンジアに含まれている成分は以下の通り。
フィンジアの注目成分その1・キャピキシル。
【アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサ花エキス】
アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサ花エキスをかけ合わせたものが、キャピキシルです
アセチルテトラペプチド-3はその高い細胞修復能力により、毛母細胞を活性化させて発毛を促す効果があります。
アカツメクサ花エキスは喘息、癌、湿疹などの治療にも使われており、女性ホルモンのエストロゲンと同じ効果のあるイソフラボンの成分があるために5αリダクターゼを抑制する効果も期待できます。
この2つからなるキャピキシルは前述で触れたように発毛剤のリアップに含まれている成分ミノキシジルの3倍もの効果が得られたということで育毛剤の注目成分として有名ですね。
キャピキシルを開発したのはカナダの「LUCAS MEYER COSMETICS社」ではキャピキシル使用前と4ヶ月使用後の男性を対して臨床試験を実施されています。
臨床試験の結果は目でみてわかる程の効果が証明されていることがわかりますね。
そのキャピキシルをフィンジアは5%配合されてるわけですが、この数値は業界でもトップ。
フィンジアの注目成分その2・ピディオキシジル。
【ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド】
ミノキシジルと似た分子構造を持つ育毛成分でピディオキシジルと呼ばれています。
血管を拡張して血行を促進してくれる効果が期待でき、ミノキシジルと違って副作用の心配はほとんどありません。
フィンジアの特徴ともいえるトウガラシ果実エキス。
【トウガラシ果実エキス】
毛穴を広げて、育毛成分が浸透しやすくなる他に抗炎症・殺菌・保湿効果も期待できます。
つまり、2大成分(キャピキシル・ピディオキシジル)の浸透力はカプサイシンなしでは語れないほどの役割を担っていうことです。
【エタノール】
アルコールの一種で、抗菌作用や殺菌作用があります。
また、清涼感をもたらす効果もあり、化粧品や育毛剤には多く使用されます。
【BG】
ブチレングリコールといい、抗菌作用や保湿作用があり防腐剤と使用することで品質を保つことができます。
【パンテノール】
水溶性のビタミンB群で細胞修復、活性化、白髪抑制効果などが期待できます。
【センブリエキス】
センブリから取り出したエキスで、血行促進と活性化の作用があります。
【ビワ葉エキス】
毛穴を引き締める効果の他に炎症や肌荒れなどに効果があります。
【褐藻エキス】
ミノキシジルと同じ育毛効果があるとされる「M-034エキス」
海藻類から取り出したエキスで、髪の毛に必要な亜鉛やミネラルが含まれています。
また、免疫力増加や細胞修復効果も期待できます。
【グリチルリチン酸2k】
抗炎症作用・抗アレルギー作用があり、頭皮の環境を整えてくれます。
【ボタンエキス】
抗炎症や抗アレルギー作用があり、スキンケア製品にも良く使われています。
【フユボダイジュ花エキス】
フラワーティーとしても使用されているエキスで、心を落ち着かせるリラックス効果があります。
また、保湿・抗菌・抗炎症作用などアンチエイジング効果にも期待出来るために化粧品や入浴剤、アロマにも使われていることが多いですね。
【ヒキオコシ葉/茎エキス】
延命草とも呼ばれている薬草の一種で、胃腸を整える効果があり、さらに発毛促進や収れん効果、抗菌、保湿なども期待できます。
【ヒオウギエキス】
アンチエイジング効果のあるヒオウギエキスはイソフラボンが含まれているため、女性ホルモンと同等の効果が期待できます。
【キハダ樹皮エキス】
頭皮環境を整える効果のあるエキスで、抗炎症・抗菌作用に加えて皮脂を抑制してくれる効果もあります。
【メントール】
メントールはアルコールの成分の一種です。
ハッカのようなすっとした成分として使用され、さらに抗菌・抗炎症作用などもあります。
【グリセリン】
グリセリンもアルコール成分の一種です。
頭皮を柔らかくしてくれる効果に加えて、吸湿作用により育毛成分を浸透させてくれます。
【クエン酸Na】
レモンに含まれていることでもおなじみのクエン酸は髪の毛を保護してくれます。
リンスなどにも良く含まれている成分。
【デキストラン】
育毛効果はありませんが、育毛剤の増粘剤、安定剤として使われている成分です。
【PEG40-水添ヒマシ油】
界面活性剤としての役割がある成分で、安全性の高い乳化剤として使用されることが多いです。
育毛剤を頭皮に馴染ませる効果が期待できます。
【ラウラミンオキシド】
育毛剤の成分を安定させるための成分で、カチオン性の界面活性剤です。
帯電防止作用もあり、低刺激でシャンプーにも利用されます。
【フェノキシエタノール】
防腐剤の一種で、育毛効果や保湿効果などはありませんが製品の品質を保つことができます。
刺激が少ないためにオーガニック化粧品などには良く利用されているようですね。
以上、フィンジアの全成分を取り上げてみましたが、フィンジアには2大スカルプ成分となるキャピキシルとピディオキシジルを浸透成分となるカプサイシンでさらに浸透を高める効果が差別化ポイントだということですね。
フィンジアが効果的な理由
フィンジアが効果的な理由としては、やはり主要成分であるキャピキシルとピディオキシジルによるものが大きいでしょう。
この2つの成分による相乗効果があるからこそ、ミノキシジル以上の効果が見込めるということですね。
脱毛を食い止める効果と毛根を復活させる効果の両方が期待できるところもまた優れている点だと言えるでしょう。
ただしキャピキシルの発毛効果をミノキシジルと比べたという実験結果は海外の会社が行ったもので、実は論文や研究の資料があるわけではありません。
しかし実際に高い効果は期待できますし、まずは自ら使ってみて判断するしかないということですね。
僕も実際にフィンジアの6ヶ月間体験レビューをしてみました。
個人的にはカプサイシンが含まれていることによる頭皮への浸透感はとても満足感がありましたね。
フィンジアが安全な理由
フィンジアのその高い育毛効果ゆえに副作用を心配している方も多いと思いますが、実際の所フィンジアで副作用はほとんどありません。
実際に安全と言われる理由をまとめてみましたのでご覧下さい。
含まれている成分の安全性が高い
フィンジアに含まれている成分で注目されているのがキャピキシル、ピディオキシジル、カプサイシンですが、これらはどれも安全です。
キャピキシルを構成している成分にはイソフラボンが含まれていますが、これは大豆などの食品にも含まれています。
さらにアセチルテトラペプチド-3に関しては、名前こそ難しいですが「タンパク質」なので心配する必要はありません。
ピディオキシジルもミノキシジルに似ている成分ではありますが、血圧などに影響を与えることは無く、安全です。
カプサイシンに関しても過剰摂取しない限りリスクは無いので、フィンジアに含まれている程度ならば心配する必要はないと考えられます。
天然由来成分が多く含まれている
フィンジアにはセンブリ・ヒオウギ・ビワ葉などから抽出された天然由来成分が多く含まれています。
育毛の為に必要な成長成分ですが、それがこうして自然から取り出した成分ならば安心といえるでしょうね。
フィンジアは安心なんだね!
フィンジアはこんな人におすすめ
フィンジアがおすすめな人は以下の内容などが挙げられます。
・AGAに悩む人
・将来のAGA対策をしたい人
・浸透力に神経質な人
・副作用が心配な人
臨床試験では効果が証明されているキャピキシルが配合、キャピキシルと同様にミノキシジル以上の効果があるとされるピディオキシジルが配合されてるフィンジアはAGAに悩む人にも効果が期待できる根拠は整っています。
フィンジアに含まれているカプサイシンの効果により成分が頭皮を柔軟化して毛根に届きやすくなるのも魅力ですよね。
そしてフィンジアは前述した通り、身体に影響の心配が無い成分から構成されていて天然由来成分も配合されています。
育毛の効果が高い成分=副作用があるのでは?ということからなかなか育毛剤に踏み切れなかった人にはピッタリですね。
「副作用がなくてAGAにも効果を実感したい」って人には試してみる価値はあると思います。
フィンジアをおすすめできない人
では逆にフィンジアがおすすめできない人は以下の内容が挙げられます
・アルコール成分に弱い人
・効果を即実感したい人
・キャピキシル配合の育毛剤と併用しようとしてる人
まずは「アルコール成分に弱い人」です。
エタノール・メントールといったアルコール成分がフィンジアには含まれていますので、アレルギー体質の方は注意が必要でしょうね。
また、効果の期間についてはフィンジアに限らずヘアサイクル的にも1ヶ月程度じゃ効果を実感することは不可能です。なので最低3ヶ月間は試してから判断する方が懸命といえます。
そして、すでにキャピキシルが配合された育毛剤やスカルプエッセンスを使っている人で併用を考えている人には向かないかなと思います。何故ならフィンジアはキャピキシル最高濃度が含まれているので余分にキャピキシルを摂取する必要がないというところが挙げられます。
まとめ
フィンジアについて、心臓に副作用という点やかゆみと初期脱毛リスク、さらい全成分を解析してまとめました。
フィンジアはAGAに効果的な成分は配合されていることが特徴的です。
ミノキシジルの3倍もの効果があるということで薄毛に悩む方からは大注目をされているキャピキシルという成分。
一見、そんなに効果があるなら副作用が心配になってしまいますが、実際はほとんどそんな心配が必要ないということで安心です。
頭皮を柔らかくするために配合されているカプサイシンはかなり画期的な方法だと思いますし、まずは3ヶ月間使ってみて自分の肌に合うかどうか確かめてみるのが良いでしょう。
初期脱毛は育毛剤程度では間違いなくおきないかと。
気にしすぎっていうのもあるし、プラシーボ的な場合がほとんど。