セットが上手くいかずいつの間にか髪型がペタンコになってしまうという経験はメンズなら1度はあるはず。
ペタンコの髪型は老けて見られたり、不潔な印象を持たれたりしてしまうためできることなら避けたいですよね。
そこで今回は「髪がぺたんこになるメンズ必見」ということでペタンコの髪型を避けるために下記の内容をまとめました。
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【メンズ向き】髪がペタンコになる6つの原因
髪がペタンコになってしまう原因は大きく分けて下記の6つ。
- もともと細髪でボリュームがない
- 生活習慣の乱れ
- パーマ・カラーによるダメージ
- シャンプーの影響
- 加齢によるもの
- AGAの影響で髪にハリ・コシがなくなってきた
原因が1つのこともあれば、複数の原因からペタンコになることも。
6つそれぞれについて以下で解説していきます。
もともと細髪でボリュームがない
元々、細くやわらかいという髪質の場合、髪の毛のハリやコシが少なくボリュームを出しにくいもの。太い髪の毛の方がハリやコシがあり、ボリュームがあるように見えるものです。
細くやわらかい髪の毛はペタンコになりやすいのでボリュームがないという印象を与えやすいでしょう。
髪質を変えるのは簡単ではないため、細くやわらかい髪の毛から太くハリやコシのある髪の毛にしたのであれば長期的な努力が必要になります。
生まれ持った髪の太さを変えることはできませんので既存の毛髪をいかに強くするのかが大事ですね。
生活習慣による影響
食事や睡眠といった生活習慣も髪の毛に影響を与えます。
偏った食生活や睡眠不足は栄養の偏りや栄養不足を引き起こす原因の1つです。髪の毛は栄養がないと成長しないため、生活習慣が乱れると徐々に髪の毛が不健康になっていきます。
不健康な髪の毛はハリやコシが出にくく、髪型がペタンコになりがち。乱れた生活習慣は抜け毛や薄毛の原因にもなるので注意しましょう。
パーマ・カラーによるダメージ
パーマの当て方やカラーの髪色によってはボリュームのあるように見せることもできますが、実はパーマやカラーリングがペタンコの原因になっていることも。
パーマやカラーリングは徐々に髪の毛にダメージを与えてしまうため、ダメージが蓄積されて髪の毛からハリやコシが失われることもあります。
パーマやカラーリングで一時的にボリュームのある髪型を手にしても、長期的に考えたらペタンコになる原因を進行させてると言えるでしょう。
パーマやカラーリングの頻度を見直したり、髪の毛のケアをしたりとペタンコにならないように手入れを欠かさなことが大事になります。
シャンプーによる影響
シャンプーで髪の毛や頭皮の汚れを落とすことは良いことですが、使用するシャンプーによっては髪をペタンコにする原因になります。
市販のシャンプーで特に注意したい危険な成分が、ラウレス硫酸系の界面活性剤。
成分表示ではラウレス硫酸◯◯、ラウリル硫酸◯◯と表記されるのが一般的です。
洗浄力が強いためシャンプー後に爽快感を味わうことができますが、その洗浄力によって頭皮や髪の毛に必要な皮脂まで失われてします可能性があります。
1989年に資生堂によって報告されたキューティクルへの影響検証によると、ラウリル硫酸はキューティクル剥離性が強いとのデータが。
ラウレス硫酸もラウリル硫酸ほどではありませんが、キューティクルの剥離が見られています。
上記の成分がシャンプー1回で頭皮や髪の毛に深刻なダメージを与えることはありません。しかし、継続使用することで徐々にダメージが蓄積されていきます。
乾燥肌や敏感肌の人は刺激を感じやすい可能性もあるため、商品の宣伝ではなく、配合成分を見てシャンプーを選ぶ方が良いでしょう。
加齢による髪質変化
加齢による髪質の変化がペタンコの原因になることも。肌と同じように髪の毛も老化が進行していくもの。
太くハリやコシのある髪の毛だった人でも、細くやわらかい髪の毛へと髪質が変化することがあります。老化に伴い抜け毛や薄毛が進行することも珍しくありません。
AGAによる影響
髪がペタンコになる一番怖い原因となるのがAGA(男性型脱毛症)の発症。
男性薄毛の大半がこのAGA(男性型脱毛症)と言われています。
AGAが発症すると頭皮環境が悪化したり、ヘアサイクルを乱したりと髪の毛の成長に悪影響なことばかり。AGAが発症した状態ではハリやコシのある髪の毛は成長せず、ペタンコになりやすくなります。
髪の毛が十分に成長する前に抜けてしまうため、抜け毛によってボリュームが失われることも。
髪がペタンコなメンズの深い悩み【口コミ】
髪がペタンコになってしまう6つの原因について解説しましたが、実際に髪がペタンコのメンズはどのような悩みを抱えているのでしょうか。
「ヤフー知恵袋」「OKWAVE」「教えて!goo」の3サイトに寄せられたメンズの悩みを抜粋してみました。
知恵袋
髪を一日洗わないと凄くベタベタでペタンコになる。
初めまして、私の髪は一日でも洗わないと物凄く油でベタベタになり、凄くテカテカになり更にはボリュームも全くないぺったんこになります。
当方10代の男性なのですが、この年代ですとこんなものなのでしょうか。
お風呂は普段は毎日入るよう心掛けているのですが、稀にバイト後など帰りが遅くなった日や、疲れて早めに寝てしまった日などに入りそびれてしまいます。
そうすると必ず翌日は髪がベッタベタのテッカテカのぺったんこになってしまうのです。
(後略)
髪の毛を1日洗わないとベタつき、ペタンコでボリュームがなくなるとのこと。
ベタつきやペタンコになるのは体質や年齢によるものか、病気なのか悩んでいるようです。
1日洗わないだけで髪がベタつき、ペタンコになってしまうのは年頃のメンズにとって大きな悩みですよね。
頭皮は皮脂の分泌量が多く、1日洗わないだけでも簡単にベタついてしまうのです。髪がベタつくと重さでペタンコになってしまうので、できるだけ毎日髪を洗うようにしたいですね。
メンズのヘアセットについてです。
自分は、ショートが少し短いくらいの髪型です。
もっと短かった時は、ツンツンで良かったのですが
今、上にあげるとかなり上に長く見えるので
ふんわりした感じにしたいです。
しかし、何も知らない自分がセットすると、
ふんわりがだんだんぺちゃんこになってしまいます
どんな風にセットすればいいですか?
使っているワックスはギャッツビーのピンクです。
よろしくお願いしますm(._.)m
ペタンコにならずふんわりとした髪型が持続するセット方法を知りたいようです。
せっかくセットしても気付いたらペタンコになっていると悲しくなりますよね。
詳細は後述しますが、ワックスの付け方やドライヤーのブローの仕方を工夫するとペタンコになりにくい髪型にすることができます。
OKWAVE
今度美容室でパーマをかけようかと思っているのですが初めてなのでいくつか質問なんですが
・パーマをかけたら朝起きてセットしなくてもよくなる?
・だいたい何ヶ月?何日?くらいを目安に再度パーマをかける?
・帽子やヘルメットをほぼ毎日被るのですが髪がペタンコになったら戻らなくなってしまう?
・髪を洗ったらドライヤーで乾かすだけでよいのか?です。
毎日のように帽子やヘルメットをかぶるため、パーマをかけた髪がペタンコになるかどうか気になっているようです。
わざわざかけたパーマが帽子やヘルメットで台無しになるのは避けたいですよね。
帽子やヘルメットをかぶることでパーマが取れてしまうことはありませんが、重さによって髪がペタンコになってしまうことは避けられません。
ペタンコになってしまった場合はワックスやスプレーなどでセットし直す必要があります。
主人は頭頂部の髪の毛が細く薄くなりだしたので、最近市販の増毛剤(4、5000円くらいのもの)を使用しています。
生真面目な性格で朝晩欠かさず使用してマッサージを続けて2ヶ月。
髪はほんの少しですが太くなったように思います。ただ、髪が薄いためか、増毛剤をつけたあと頭頂部の髪がベッタリしているのがなにかかわいそうな感じがします。
入浴好きで、朝もシャワーを浴びてから出勤するので体臭すら感じないのに、髪が地肌にべたっとくっついていると不潔に見えるような気がするのです。
量は使用説明書の通り使用しているのですが、多すぎるのでしょうか?
またべたっとしない髪の手入れのコツはあるのでしょうか?べったりしない増毛剤もあるのでしょうか?
まだ、しばらくは使うつもりらしいので何とかならないのかなぁ・・・と思ってます
使用前よりも髪の毛が太くなってきたとのことですが、使用後に髪の毛が頭皮にくっついてペタンコになることに悩んでいるようです。
髪の毛が太くなってもペタンコだとボリュームがあるように見えなくなってしまいます。また、頭皮に髪の毛がくっついていると不潔な印象を与えてしまうことも。せっかく育毛剤でケアしても周囲の評価が良くないと悲しいですよね。
育毛剤は商品によって用法用量が決められていますが、悩んでいると早く効果を実感したくて塗布しすぎることがあります。
多量に塗布してもベタつきやペタンコの原因になるため、決められた用法用量を守るようにしましょう。
教えて!goo
性別は男。
長さは横が刈り上げで、上は10センチくらいのいわゆるベリーショートです。
髪質は極太、固い、直毛。
朝、風呂に入ってドライヤーで根元から立たせているのですが、昼には自重のせいか、上から押しつぶされたようになってしまいます。
ワックスの有無で差はありません。
ジェルや固定スプレーでパリパリにすれば流石に大丈夫ですが、ちょっと不自然な感じ(キャラに合わない)になるのであまり好きではありません。
何か髪をふんわりさせる良い方法はないでしょうか?
ドライヤーで髪を立たせているが、気付けば髪がペタンコになっているとのこと。
髪質は太く硬い直毛で、ジェルやワックス以外でふんわりとセットする方法を探しているようです。
頑張ってヘアセットしたのに気付いたらペタンコというのはメンズにとって悲しいもの。ペタンコの髪型でデートなんてしたくないですからね。
髪の毛にも重さがあるため、どうしても時間経過とともに髪型が崩れてきてしまいます。ジェルやワックスを使いたくないのであれば、カットの方法を変えるしかないでしょう。
髪質を理解しているのであれば、美容師などプロに相談してみるのもおすすめです。
バイクに乗ってのツーリング中に困るのが、ヘルメットを脱いだ時に髪の毛がペタンとなってしまうことです。髪質なども当然影響があるのでしょうけど、何か対応策をご存知の方、教えてください。今は、ヘルメットを脱いだら、持参しているキャップをかぶるしかありません。
よろしくお願いします。
ツーリング後にヘルメットを脱ぐとどうしても髪の毛がペタンコになってしまうようです。
キャップをかぶってごまかしているが、根本的な解決策がないか悩んでいるとのこと。
楽しいツーリングの後にいちいち髪型を気にしたくないですよね。
ツーリングで長時間ヘルメットをかぶっていると、どうしても重さで髪がペタンコになってしまいます。
セットし直すのを楽にする方法はありますが、髪がペタンコになるのはヘルメットをかぶる上で避けられないこと。ワックスなどを持参してセットし直すのが1番ではないでしょうか。
髪がペタンコになるメンズの対策①【頭皮マッサージ】
髪がペタンコになるメンズに取り入れてほしいのが頭皮マッサージです。
頭皮マッサージをすることで血行が促されるため、髪の毛に栄養を運びやすくなります。十分な栄養が運ばれるとハリやコシのある健康的な髪の毛が育ちやすくなります。
シャンプー時に取り入れると皮脂汚れを落としやすく、毛穴詰まりを防ぐことができるので効果的といえますね。
髪がペタンコになるメンズの対策②【良質なシャンプーを使う】
髪がペタンコになるメンズは普段使うものも工夫しましょう。
その1つがシャンプーです。
「前述」したように刺激や洗浄力の強いシャンプーを使い続けると、頭皮や髪の毛にダメージを与えペタンコになる原因になってしまいます。
天然成分で構成されたものや添加物が含まれていないものなど、頭皮や髪の毛に優しいシャンプーが望ましいです。
安全なシャンプー
髪がペタンコになるメンズの対策③【ドライヤーで根元を持ち上げる】
髪の毛をペタンコにしないためには髪の毛の根元を寝かせないこと大切。ヘアセットをする時にドライヤーで根元を持ち上げるようにブローするとふんわりとした髪型に仕上がります。
僕も髪にコシはないのでドライヤーのときはいつも根元を持ち上げるイメージでやっていますね。
細くやわらかい髪質にも有効なので、ヘアセット時は根元の状態を意識してドライヤーでブローしましょう。
髪がペタンコになるメンズの対策④【ボリュームの出やすいワックスを使う】
ヘアセット時に使用するワックスの種類によってもペタンコになりやすいかどうかが変わってきます。
メンズ用のワックスは大きく分けてファイバー・クリーム・クレイの3タイプ。
3つのうちファイバータイプはワックス自体の重さでペタンコになりやすいのでおすすめしません。
ふんわりとボリュームのある髪型にしたいのであればクリームタイプかクレイタイプを使うのがおすすめ。
前髪にワックスを付けすぎるとベタつきやペタンコの原因になり、不自然な仕上がりになります。頭頂部や後頭部に付けてボリュームを出すようにしましょう。
髪がペタンコになるメンズの対策⑤【パーマを当てる※傷まない程度に※】
パーマを当てると手軽にふんわりとした髪型にすることできるため、ペタンコで不潔な印象を変えたいメンズに試してほしい方法の1つです。
ただし、パーマの頻度が多すぎると髪の毛にダメージが蓄積されてしまいます。ダメージが増えると抜け毛や薄毛になりやすく、ペタンコ以外の悩みが増えてしまうので注意しましょう。
髪がペタンコになるメンズの対策⑥【育毛剤を使う】
ハリやコシのある髪の毛を手に入れたいのであれば育毛剤が有効的。
ハリやコシのない髪の毛はペタンコになりやすいもの。
ペタンコだけならまだしも、薄毛が進行していると余計に不潔な印象を与えてしまいます。
長期使用することでハリやコシのある健康的な毛髪への期待がありますね。
こういった手遅れ状態の人には育毛剤は向きませんので「クリニック」で治療してもらうのが合理的。
副作用の心配を減らし、安全に地道に薄毛対策するには育毛剤が適しています。
育毛剤でペタンコ対策
【まとめ】好きな髪型にしたいときは根本から対策すべき
髪がペタンコになりやすいメンズに向けて、ペタンコになりにくい6つの対策を解説しました。
6つの対策は効果が期待できる方法ではあるものの、根本的に対策しなければいつまでもペタンコの髪の毛に悩まされる可能性があります。
長期的にペタンコになりにくい髪の毛を手に入れるなら、食事や睡眠といった生活習慣の見直しをするのが1番。生活習慣を見直しながら育毛剤で頭皮や髪の毛をケアするとより効果的です。
今回解説した上記内容は髪がペタンコになるのを避ける上で覚えておきたいものばかり。
少しでもハリ・コシをつけて理想の髪型にしたいですね。
ボリュームのある髪型は若々しく清潔な印象を与えることができます。髪の毛がペタンコにならないように参考にしてみてください。