薄毛対策するのにAGAクリニックと育毛剤のどちらで対策した方がいいんだろう・・・
って悩むことってありますよね。
薄毛対策はいろんな方法がある中で今回は「AGAクリニック」と「育毛剤」にフォーカスして互いの「メリット・デメリット」を中心にまとめてみました。
- AGAクリニックのメリット・デメリット
- 育毛剤のメリット・デメリット
- 互いの効果の違い
- 互いの共通点
- AGAクリニック派の人
- 育毛剤派の人
- おすすめのAGAクリニック
- おすすめの育毛剤
お好きなところからご覧いただけます。
AGAクリニックのメリット・デメリット
まずは、AGAクリニックのメリットとデメリットを紹介します。
・医師による適切な処置を受けることが可能
・効果の高い処方・処方箋が使用可能
・適切な処方を実施可能
・様々な治療方法が可能
実際にクリニックに行って医師に診断してもらうことは、何よりのメリットと言えますね。
育毛剤やサプリを自分で購入して使用する場合、どうしても判断ミスの可能性が高くなります。育毛対策は数か月と時間がかかるのですから、判断ミスは大きな損失にもなります。
しかし、クリニックでは、豊富な知識と経験を持つ医師が診断して判断します。しかも、診断にはきちんとした医療装置を使用し、それに基づいて判断しているのですから、間違った治療リスクは限りなく低いといえるでしょう。
また、クリニックでは高い確率で効果がある処方箋が使用できます。
主なものとして、外用薬ではミノキシジル、内服薬ではプロペシア、ザガーロなどがあり、これらの薬の効果は国が認めているものです。
例えば、ミノキシジルでは、臨床試験で6か月の使用後92%の効果が出たとの報告があるほど。※エビデンスデータが必要
これらの薬は医師の処方がないと基本的に購入できません。
ですので、高い効果が期待できる薬を使用するには、クリニックに行かなといけないということ。
クリニックであれば患者の状態によって処方箋を調合可能してくれます。
ご自分の薄毛の状態や希望によって薬を調整してくれるのため、飲み薬・塗り薬と調整可能。
さらに、それ以上の処置、例えば、注入治療(メソセラピー)や植毛治療も可能で即効性のある治療として有名です。
クリニックは患者の頭皮環境の状態や希望に沿った治療を提案してくれるのもメリットですね。
デメリット
・クリニックに行く必要があり面倒
・費用が高い
・副作用のリスクがある
・100%効果が保証されるわけではない
まず、予約して、その時間に実際にクリニックに行くのですから、面倒ですよね。また、1回で終わるわけでなく、何度も行く必要があります。
忙しい人にとっては大変ですね。
費用も高くつきます。
対策方法やクリニックによっても違うのですが、検査と診察と1か月分の外用薬、内服薬で2万円程度は必要と思ってください。それ以上かかることも多いです。
薬を減らすなどすれば、1万円程度に抑えることが可能でしょうが、育毛剤なら1万円以下で済むところを考えれば決して安い金額ではありません。
さらに、植毛などすれば、金額は一桁変わってきます。
絶対忘れてならないことは、クリニックで処方される薬は効果が期待できる反面、副作用のリスクがあることです。
AGAクリニックで処方されるプロペシアもこういった副作用報告があります。
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中
11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)
が認められた。主な症状はリビドー減退 3 例(1.1%)、勃起機
能不全 2 例(0.7%)等であった。〔承認時〕
使用成績調査
943例中 5 例(0.5%)に 5 件の副作用が認められた。主な症状
はリビドー減退 2 例(0.2%)、肝機能障害 2 例(0.2%)等で
あった。〔再審査終了時〕
(1)重大な副作用
1)肝機能障害(頻度不明)注):肝機能障害があらわれること
があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合
には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注)自発報告あるいは海外において認められている。
ザガーロの副作用報告はこちら
第II/III相国際共同試験において、本剤が投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、95例(17.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全24例(4.3%)、リビドー減退22例(3.9%)、精液量減少7例(1.3%)であった。日本人120例中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7%)であった。その主なものは、リビドー減退7例(5.8%)、勃起不全6例(5.0%)、射精障害2例(1.7%)であった。(承認時)
国内長期投与試験において、本剤が投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)であった(承認時)。
とくにザガーロは男性用の治療薬なので、女性は使用することはできません。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
女性には投与しないこと。[ラット及びウサギにデュタステリドを経口投与した結果、雄胎児の外生殖器の雌性化がみられ、本剤の曝露により血中ジヒドロテストステロンが低下し、男子胎児の外生殖器の発達を阻害する可能性が示唆された。]
薄毛が気にならなくなってきても、これらの副作用が出ては元も子もないですよね。
これらの副作用の発生の可能性は低いのも事実ですが、リスクがあることは事実ですし、とくに女性は胎児に重大な影響を及ぼす恐れがある薬も多いので、パートーナーがいる方は特に気をつける必要がありますね。
AGAクリニックに行ってきちんと治療をしたとしても100%効果が期待できるわけではありません。
AGAクリニックは、お医者によるきちんとした処方により効果の高い薬を使うことでき高い効果が期待できる一方、面倒で費用が高い以外にも副作用のリスクがあることを覚えておいてください。
育毛剤のメリット・デメリット
次に育毛剤のメリットとデメリットを紹介します。
・簡単に購入・使用できる
・比較的費用が安い
・薄毛対策にある程度高い期待ができる
・返金保証制度などがあり安心して始めることができる
・副作用の心配が不要
育毛剤は、ほとんどの育毛剤がネットなどで購入が可能で自宅で対策できるのが手軽で良いですね。
費用もクリニックと比べれば安いのも魅力。
育毛剤にもよりますが、月に5,000円から10,000円が相場です。
薄毛対策も高い効果が期待できます。
育毛剤で使われている成分には、薄毛が戻ったという実験結果が公表されているものもあります。
しかも、AGA対策に最適な5αリダクターゼ成分が配合されてる育毛剤がほとんど。
AGA対策の成分だけでなく、頭皮環境を健康に導くなどによる薄毛対策の成分も多く配合していますよね。
AGAの対策ができても、頭皮環境が悪ければ丈夫な髪は育ちません。
また、将来の薄毛対策用としても使えますし。
AGA対策も含め総合的な薄毛対策には育毛剤は有効です。
多くの育毛剤には、30日程度の返金制度があります。育毛剤が合わなかかったり、満足いかなかったら、期間内であれば返金可能なので安心して始めることができますね。
育毛剤には副作用リスクの心配はほとんどありません。
これが、AGAクリニックで処方してもらう薬に比べての最大のメリットとも言えますね。
育毛剤は髪や頭皮へのダメージを与えるような成分は使用していませんので安心材料も大きいです。
・クリニックでの処方箋に比べ、効果が緩やか
・医師の処置がなく、自分で判断して使用しなければならない
育毛剤のデメリットは、これら二つでしょう。
まずは、クリニックでの処方箋に比べると副作用リスクがないだけに効果が緩やかです。
クリニックの処方箋は高い確率で効果がでることをきちんとした検証が行われ認められています。
一方の育毛剤の成分はその検証結果は「人間の頭皮で行っていない」「被験者の数が少ない」など、少し確実性が低いものが多いですね。
デメリットのもう1つは育毛剤の使用は自分で判断する必要があり、使用が適切かどうかも自分で判断しないといけないことです。
長期間使って結果がでなくても、育毛剤が原因かわかりませんよね。
もし医師が診ていれば、途中で育毛剤を変えるとか、そもそも育毛剤では効果が期待できないなど判断してくれるでしょう。
効果でみるAGAクリニックと育毛剤の違い
ここからはAGAクリニックと育毛剤の効果の違いをまとめてみます。
副作用の有無
AGAクリニック⇒有
育毛剤⇒無
AGAクリニックの処方される薬は効果が高いのですが、副作用のリスクがあります。一方、育毛剤は副作用の心配は不要ですし、髪に悪影響を与えるような成分が入ってないものが多いです。育毛剤は安心して使用できますね。
発毛効果の実績
AGAクリニック⇒有
育毛剤⇒無
AGAクリニックの薬は発毛効果が検証されています。一方、育毛剤は薄毛対策の効果が期待できますが、そもそも発毛効果は検証されていません。発毛効果を期待するのであれば、クリニックの薬に軍配が上がりますね。
・頭皮環境の向上
AGAクリニック⇒無
育毛剤⇒有
AGAクリニックはその名前の通りAGAに対しての効果は期待できますが、頭皮環境を健康にする効果はそれほど期待できません。
一方、育毛剤はAGA対策の成分以外に、頭皮を健康に導く成分なども多数含まれています。
なお、クリニックから処方されるシャンプーは頭皮環境対策にはなるでしょう。
AGAクリニックと育毛剤の共通点
一方、AGAクリニックと育毛剤の共通点を見ていきましょう。
AGAクリニックで治療するにしても育毛剤にしても即効性はありません。
髪の成長はヘアサイクル上の周期が決まってるので退行期から成長期に移行するまで時間が要することから、双方ともに3ヶ月~6ヶ月の期間はみておく必要はあります。
口コミなどでもっと1ヶ月くらいで効果を実感した投稿などありますが、そういった情報は信憑性が低いと思われます。
途中でやめてしまっては、AGA治療を受ける前、育毛剤を使う前に戻ってしまうのは当然のことですね。
なので、継続し続けなければ意味がないことを知っておきましょう。
一度良くなったらずっとその状態が続けば良いのですが、そうは甘くはありません。
なので個人的には安全性の高いもの継続したいですね。
AGAクリニック派はこんな人
- AGAの進行が激しい人
- 高い確率で発毛効果を実感したい人
- 副作用承知で治療したい人
- 医師の判断を頼りたい人
- 高い費用でも構わない人
化粧品や医薬部外品では髪を再生する効能は認められてないことから、AGAが進行してる人はAGAクリニックで治療してもらう方が良いですね。
医薬品から「リアップシリーズ」「メディカルミノキ5」といった発毛剤が発売されていますが、発毛率が曖昧だったりします。
AGAクリニックの発毛率は100%というわけではありませんが、90%以上、100%近い発毛率が確認されてるクリニックが多いことから、「髪を生やしたい」といった人にはAGAクリニックで対策することが懸命ですね。
一方で、クリニックで処方される薬には副作用のリスクがあります。
「AGAクリニックのメリット・デメリット」で触れたようにAGAクリニックでの治療は高い発毛率の期待はできますが、処方される薬によって副作用リスクが伴う可能性が高いことを理解していく必要がありますね。
医師の判断も重要ですね。クリニックに行けば医師の判断を受けることができますので、間違った処方の可能性が減り、患者にあった処方が可能です。自分で判断するのは不安と思う方は、AGAクリニックで医師の処方を受けることがおすすめですね。
費用は繰り返しますが、「AGAクリニックのメリット・デメリット」で解説したように育毛剤で対策する以上に高くなることは当然ですね。
育毛剤派はこんな人
- 薄毛の進行が軽度な人
- 副作用なしで薄毛対策したい人
- 費用を安く済ましたい人
- 人にバレずに自宅で対策したい人
- 将来的な薄毛予防を目的としている人
- 頭皮の脂、フケや乾燥が気になっている人
育毛剤は医薬部外品に当たりますので発毛効果が認められているわけではありませんが、薄毛の原因にもよりますが、薄毛進行が軽度な人にはクリニックまで行かなくても、育毛剤での対策で追いつく場合もあります。
また、今後薄毛の心配があるので今のうちに何かしておきたいという人にも、育毛剤はおすすめです。
AGAクリニックと育毛剤の大きな違いが副作用の有無です。
繰り返しますが、AGAクリニックで処方される薬には副作用リスクがあって継続しないと意味がありません。
育毛剤は安心に継続できるメリットがあるので、副作用を懸念してる人には向いているといえますね。
費用面では育毛剤は毎月1万円以下で済むことに対してクリニックでは2万円程度は必要と考えた方がいいでしょう。
なので、費用に関しては育毛剤に軍配が上がります。
育毛剤であればクリニックと違って通院する必要がないので、基本は誰にもバレずに済みますね。
現在全くハゲてない人も将来的にはどうなるかはわかりません。けれどもハゲは対策次第で遅らせることができるので、そういった将来の薄毛予防にも適しているといえるでしょう。
育毛剤には頭皮環境を良い成分が配合されているので、頭皮が脂ぎっていたり、乾燥肌、フケやかゆみが気になる人にもおすすめです。
過度なAGA以外は育毛剤、それでも追いつかないのであればクリニックを選択、これがおすすめの順序ですね。
AGAクリニックで対策するならココ
おすすめのAGAクリニックを三つ紹介します。
それぞれの特徴を参考にしてみてください。
銀クリAGA.com
クリニックで重要視すべきポイントは信頼性。
「銀クリ」は患者満足度に関しても高い評価を得ているクリニックでAGA治療10年以上の実績を誇ります。
クリニックの効果は写真のビフォーアフターで判断することが多いですが、銀クリは2011年6月に特許出願した「メディカルボールドスケール法」といった治療法を実施しています。
これは髪の量がどれだけ変化したのか?といったポイントにもフォーカスしていることから、より細かいエビデンスにもなって信頼性の高さに繋がっているのではないでしょうか。
価格的にも良心的で高くても18,900円までに抑えられるポイントも含めるともっとも安心感のあるクリニックといえますね。
信頼性と安心感で選ぶなら銀クリがおすすめです。
AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックで最初におすすめするポイントは、「デュタステリド」を処方してくれることです。
デュタステリドは、2016年に発売されたばかりの薬で、よく使われている「フィナステリド」の約3倍の効果をもっているという結果が発表されています。
AGAヘアクリニックはこれをオリジナル処方で行ってくれることが特徴的です。
また、治療費が月々15,500円~でリーゾナブル。
他のクリニックではフィナステリドとミノキシジルの処方の場合は大体月に3万程度かかりますので、AGAヘアクリニックは費用面でも良心的なクリニックですね。
もう一つは、スマホでのテレビ電話診断が可能
つまり、クリニックに行かずにも、診断ができ、薬も購入可能なのです。
検査キットが自宅郵送してくれるので、1年に1回必要な血液検査も通院も不要なので忙しい人にとっては本当にありがたいですね。
AGAスキンクリニック
AGAクリニック市場でもっとも有名なのが、AGAスキンクリニック
いろんなメディアで見られたことがある方も多いのでは。
AGAスキンクリニックのおすすめは、価格です。
初月は3,400円から、フィナストリドを処方してくれます。
高い発毛確率もおすすめの理由で患者からの発毛実感率は、驚異の99.4%!
多くの患者が満足している理由は一概的にはいえませんがえ、経験豊富な医師の診断に加え、オリジナル発毛薬「Rebirth(リバース)」を使用による効果と考えられます。
また返金保証制度も適用されており、既に治療を受けた分は保証されませんが、まだ受けてない治療分に関してはどんな治療内容でも返金保証に応じてくれるのは大きなポイントですね。
もう一つのおすすめ理由は、全国多数に実店舗があること。
全国レベルで展開しているのはAGAスキンクリニックのみなので、患者数ももっとも多いことから実績数の信頼性にも繋がるのではないでしょうか。
育毛剤で対策するならコレ
育毛剤派の人におすすめしたいのがこちらの2選。
AGA予防を目的で使う場合の育毛剤にフォーカスしています。
プランテルEX
プランテルEXのおすすめ理由は、最新の育毛成分である「リデンシル」と「ペブプロミンα」を配合。
リデンシルはミノキシジルの2倍の髪の成長度、実際に薄毛男性を被験者とした実験から効果が立証されています。
リデンシルにはAGAの原因である5αリダクターゼを抑制効果はありませんが、それを特許出願成分ペブプロミンαがカバーしてくれるのでAGA対策向きの育毛剤といえますね。
その他にもセンブリエキス・グリチルリチン酸ジカリウム・ジフェンヒドラミン塩酸塩に植物由来成分・アミノ酸も多数配合していますのでAGA対策でなく、総合的に薄毛対策ができている育毛剤といえるでしょう。
レビュー関係はこちらを参考にしてみてください
チャップアップ
もう一つのおすすめの育毛剤がチャップアップです。
特徴としては成分数が多く天然成分を中心に徹底的にこだわった成分が採用されていましたが、リニューアルに伴い赤ショウガを抽出したエキスである独自成分「ジンゲルシックス」が配合。
有効成分も3種から5種。
赤ショウガは「5αリダクターゼ阻害」「アンドロゲンレセプター拮抗作用」「毛乳頭細胞増殖促進作用」「ヘアサイクルに関与するVEGF mRNAに対する発現調整作用」といった薄毛予防に繋がる根拠が多数あることから、より一層成分が強化されたといえますね。
また、オウゴンエキス・チョウジエキス・ヒオウギ抽出液・ビワ葉エキス・ボタンエキス・シナノキエキス・ヒキオコシエキス・ジオウエキスがといった5αリダクターゼ抑制成分が8種と豊富なので高いAGA対策ができる育毛剤としても愛用者が多いですね。
僕も実際に使ってレビューしています。
また、初回定期便は永久全額返金制度がありますので、安心して使用ができますね。
70種類にもなる有効成分を配合しており、無添加・無香料ですので、安心して使用できます。
女性の使用割合が23%もあるそうですが、安心して使えるからこその結果でしょうね。
AGAクリニック派と育毛剤派のまとめ
シンプルにまとめると
- 過度にAGAが進行してる人はAGAクリニック
- そこまでAGAが進行してない人は育毛剤
に分かれるのかなという印象。
費用や副作用の問題もそれぞれ違うと思うので、今自分ができる対策でベストな選択の参考になれば幸いです。