今回は髪の毛に良くない食べ物・飲み物のまとめをピックアップ!
髪の毛の成長に必要な栄養素はやはり食事も大きく関係してきます。
髪の毛に良いとされる食べ物はたくさんご紹介してきましたが、逆に髪の毛に良くない食べ物はどんなものがあるのか?
また、食べ物だけでなく実は飲み物も髪の毛に良くない物があるようです。
薄毛の原因となる食事を続けていくと、身体の健康にも影響してきますし気をつけたいところですよね。
ということで髪の毛に良くない食べ物・飲み物、さらに薄毛の原因となる食事も含めてまとめています。
お好きなところからご覧いただけます。
髪の毛に良くない食べ物
ではまず髪の毛いよくないとされる食べ物をいくつか見ていきましょう。
髪に良い食べ物についてはこちらからどうぞ
チェック!髪を生やす食べ物って?ハゲ予防対策におすすめの食材とレシピを厳選
インスタント食品・スナック菓子・ファーストフード
若い人がよく好んで食べるインスタント食品・スナック菓子・ファーストフードは塩分(ナトリウム)が特に多く含まれています。
塩分は身体には必要なものですが、摂りすぎると高血圧や動脈硬化、腎臓障害などが起きるのです。
また、これらの食品は栄養バランス的にも良くありませんし、何より脂肪分を摂りすぎて肥満の原因にも繋がってしまいます。
肉類
肉中心の食生活をしている方は当然ながら脂肪分のとり過ぎで血液がドロドロになって血行不良を引き起こします。
そのままの食生活を続けていると脳梗塞や心筋梗塞などにもなりかねません。
また、脂肪分を多く摂取すると身体から出る皮脂の分泌も増えてしまい、毛穴が詰まって頭皮の健康状態が悪くなってしまいます。
ケーキ・チョコレートなど
疲れた状態だと思わず糖分を補給したくなりますが、糖分のとり過ぎは危険です。
人間の体内では糖分と脂肪の代謝にビタミンB群が使われています。
しかし糖分を多く摂りすぎるとビタミンB群が糖分の代謝に利用されてしまい、脂肪の代謝が間に合わなくなり脂肪が溜まってしまうわけです。
そして結果的に皮脂の分泌が増えて、皮脂が毛穴に詰まるなど頭皮環境の悪化を招きます。
カレー・キムチなど辛いもの
カレーやキムチなど辛い食べ物は適度に摂取する分には体内の血行促進をしてくれますので、そこまで身体に悪いということはありません。
実際、唐辛子に含まれているカプサイシンは髪の毛の元になる細胞を活発にしてくれますし、カレーに含まれているスパイスも効果は高いです。
しかし辛いものを摂りすぎると胃の粘膜に影響が出たり、汗や皮脂の分泌が増えるためにその後のケア次第では頭皮環境が悪化する可能性は充分にあります。
何事もとり過ぎは良くないという典型的な例ですね。
髪の毛に良くない飲み物
では次に髪の毛に良くない飲み物を順番に見ていきましょう。
コーヒー
コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用があり、頭をはっきりとさせたり利尿作用で老廃物を身体の外にだしてくれたりと身体に良い効果があります。
しかし大量のカフェインを摂取し続けると副交感神経が刺激され、毛細血管の働きが悪くなり、その結果血行不良を起こし頭皮に栄養素が行き届かなくなってしまうわけですね。
また、同様にカフェインのとり過ぎは睡眠不足にも繋がります。
成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。特に髪の毛に関しては22時~2時頃の睡眠が非常に重要といわれているので、これを妨げてしまうことが薄毛の原因の一つになってしまうということも覚えておいたほうが良いでしょう。
お酒
お酒はストレス発散や血行促進効果などもあり、適量であれば身体には良いことが多いのですがやはりとり過ぎは良くありません。
お酒を飲むと体内にアセトアルデヒドという物質が発生しますが、これを分解するためにシスチンというアミノ酸を消費します。
このシスチンは髪の毛を生成しているケラチンというタンパク質を作るために必要なので、シスチンが足りなくなるということは髪の毛の健康にも影響を及ぼしてしまうということですね。
普通の食生活を送っていればほぼシスチンは摂取できますので、お酒を飲みすぎている心当たりのある方は注意をしたほうが良いでしょう。
炭酸飲料
シュワっとする刺激が気持ちいい炭酸飲料。ついつい飲みすぎてしまう方も多いと思います。
しかし炭酸飲料にはかなりの糖分が含まれており、ちょっと飲みすぎるだけで糖分の過剰摂取になってしまうのです。
食べ物の項目でも触れましたが、糖分を多く摂りすぎるとビタミンB群が糖分の代謝に使われてしまい、脂肪を代謝することができず結果として脂肪が溜まってしまいます。
ただ、炭酸飲料に関してはそれこそ3食全て炭酸飲料で水分をとっているなど極端なものでなければそれほど心配はしなくても良いでしょうね。
食べ過ぎは髪に悪影響
自分は肉も好きでカレーも好き、キムチも炭酸飲料も好きだけどハゲたくないなら食べてはいけないのか?
いいえ、そんなことはありません。
いくつかの項目でも触れましたが、過剰摂取することが身体への悪影響の原因となっているのです。
また、単純に食事の量が多い、いわゆる食べ過ぎな状態を繰り返すことは健康には良くありません。
食べ過ぎることにより内臓脂肪が増えると悪玉ホルモンの活動が活発になり、血圧や血行が悪くなります。
また、脂肪の増加で頭皮の毛穴が塞がれるということにもなりかねません。
食べ過ぎはとにかく内臓に負担をかけてしまいます。そうなると栄養の吸収率も落ちてしまい髪の毛に栄養が届きにくくなるわけです。
好きなものがあるときに食べすぎてしまうくらいなら良いかも知れませんが、毎日三食共お腹いっぱいになるまで食べることは避けたほうが良いでしょうね。
過度なダイエットも危険
食べ過ぎも危険ですが、過度なダイエットも髪の健康には良くありません。
あまりにも短期間で急激に体重を落とそうとするダイエットは、身体が危険を察知して栄養を大事な器官へ届けるようになります。
しかし頭皮の優先順位は一番低い為に、本来頭皮に回るべき栄養が全部別のところにいってしまうわけですね。
そうなると栄養不足に陥り、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
男性ホルモンのバランスが崩れて過剰に分泌されるようになると、AGA(男性型脱毛症)を発症する原因にもなりかねません。
無理なダイエットはストレスも招きますし、ハゲの原因になる場合があるので注意して下さい。
寝る前の食事も髪にはX
夕食後、寝る前になって「なんだかお腹が空いたな・・・」なんてことはよくあること。
しかし、寝る前に食事をとることで寝ているときに消化器系の内臓(主に胃)へと身体はエネルギーを集中させてしまいます。
つまり、せっかく成長ホルモンが最も分泌されている22時~2時の時間帯に胃に血液が集中してしまい、頭皮に血液が行き渡りにくくなるわけですね。
寝る前の食事はカロリーを吸収しやすい為に肥満の原因にもなります。
どうしてもお腹が夜空いてしまうという人は自分の就寝時間の3~4時間前に夕食をとり、就寝時間もきっちり守るようにしましょう。
まとめ
髪の毛に良くない食べ物・飲み物のまとめとして薄毛の原因となる食事は何なのかまとめてみました。
ついつい夜中にお腹が空くとコンビニエンスストアで買ってきて食べたりとか、買い置きしていたカップラーメンを食べたりなどしてしまいがちですが、身体にも髪の毛にも良くないですね。
やはり栄養バランスの取れた食事をすることは頭皮の健康や身体の健康にも繋がってきます。
栄養バランス・生活習慣・睡眠とどれか一つでも乱れてくると他の二つも一緒に乱れてきやすいので、心当たりがある方は気をつけてくださいね。
コメントを残す