こんにちはイクダン(@ikumoudanshi)です!
フィンジアの成分キャピキシルには臨床試験が実施されていますが、「フィンジアにも臨床試験データ」があります。
今回はフィンジアの臨床試験結果に注目してみました。
フィンジアは分類上は化粧品となっているため、公の宣伝で「生える」といった表現でアピールすることができません。
しかしその育毛効果は非常に高いものとなっており、特にカプサイシンを用いた高い浸透力はフィンジアならでは。
ですが凄いと言われても実際どのように効果があるのか?
メイン成分のキャピキシル・ピディオキシジルはどうやって薄毛への効果を発揮しているのか気になるところですよね。
ということで気になるフィンジアの臨床試験結果について、詳しくまとめてみました。
- 口コミよりも臨床試験の方が信憑性が高い理由
- フィンジアの臨床試験内容・結果
- フィンジアの効果はキャピキシルの影響が大きい?
- フィンジアの臨床試験を疑ったポイント
お好きなところからご覧いただけます。
臨床試験は口コミよりも遥かに信憑性が高い
臨床試験におけるエビデンス(医学的根拠)レベルの信憑性は非常に高いものとされています。
そもそも口コミは個人の主観による感想も多く、純粋な実験結果としては曖昧なものです。
対して臨床試験は「実験を行う被験者は完全にランダムに分けられている」ことが特徴。
さらに口コミとは違い臨床試験は細かくデータを取る為、より詳細な結果を得ることも可能です。
ランダムに選ばれた被験者であれば、実験する側も介入できませんし結果に対して客観的に判断ができます。
このランダム要素もPCの乱数表を用いたり、アナログにくじ引きで決めたりと、そのランダム性が高いほど結果の信憑性は高くなっていくというわけです。
それぞれ例えるなら
大勢の人に「○○メーカーのりんごジュースは美味しい?」と聞くことで「美味しい」「美味しくない」という意見を募ること。
この時、その人が○○メーカーのりんごジュースを飲んだかどうかは関係なく、また確認も取らない。
大勢集めた中で、くじ引きで選出した人に○○メーカーのりんごジュースを飲んでもらう。
目の前で美味しかったという感想や味についてどうだったかしっかりデータやアンケートを取り記録し、まとめる。
フィンジアの臨床試験内容
冒頭でも触れていますが、フィンジアには臨床試験が行われています。
そのデータはフィンジアは科学研究専門誌「フレグランスジャーナル」にも掲載されています。
フィンジアの臨床試験内容については以下の通りに公表されています。
被験者 :20歳以上39歳以下の薄毛が気になっている日本人男性
被験物質:FINJIA(フィンジア)
投与方法:朝晩の2回ずつ毎日使用。
1回あたり5~10プッシュ頭部全体に吹きかけてマッサージ
評価方法:写真撮影、フォトトリコグラムの画像解析、被験者アンケート
では一つずつ細かくみていきましょう。
選択基準と除外基準
被験者についての選択基準と除外基準がこちら。
試験に同意した時点で薄毛が気になっている人
試験に対してきちんと理解能力・判断能力を有している人
被験物質に対してアレルギー症状・または肌が過敏な人
重大な疾患を過去に経験している人
高血圧治療をしている人
検査に影響するような医薬品等を日常的に使用している人
その他、試験担当が不適当と判断した人
簡単に言うと、試験の結果に影響するような生活習慣・持病を持っているような方は除外されているということ。
あくまでも健康で、日常生活を普通に送っている人が対象として行われたことがよくわかります。
このフィンジアは実際に様々な人が使用しますが、臨床試験となれば話は別。
正しい結果を導き出すためには、こういった条件の元でしっかりと感知を行うことが必要なのです。
データ解析
臨床試験の結果は下記の通り記録されます。
頭皮の写真を撮影して毛髪の状態をチェックします。
撮影するタイミングは試験開始前・12週間後・24週間後。
写真を比較して、どの程度薄毛に影響を与えたのかわかるわけです。
フォトトリコグラムは頭皮の一部にマーキングをしてその範囲の毛髪の成長度合いを確かめること。
つまり広い田んぼ(頭皮)の一部の苗(髪の毛)がどれくらい成長していっているかということを確認しているのです。
製品の使用感
気持ち良さ・さっぱり感・清涼感・スタイリング性の良さ・ベタつき感・ヒリヒリ感
以上の点について一つずつ10点満点での評価
頭髪環境の変化
皮脂・乾燥度合い・フケの量・かゆみ・抜け毛の量・頭皮の匂い・髪の量・髪のボリューム感・髪のコシ
以上の点について一つずつ10点満点での評価
満足度
10点満点で評価。
試験開始後1週間と試験終了前1週間の両方が記録されています。
スケジュール
試験期間は24週間。
1日2回、頭皮にフィンジアを塗布するという形で行われています。
除外基準にあったように白髪染めや染髪、フィンジア以外の育毛剤やサプリメントも使用禁止。
生活習慣もある程度きちんとした上で、開始前・12週目・24週目にそれぞれの状態を記録します。
フィンジアの臨床試験結果【被験者のビフォー・アフター画像】
では実査にフィンジアの臨床試験結果について、被験者のビフォー・アフター画像を見てみましょう。
これは被験者の1人のビフォー・アフター画像。
左から順に、試験開始前・12週間後・24週間後の画像ですね。
よく見るとつむじの薄毛に関して効果が見られるのがわかります。
またついつい上からの写真は頭頂部にばかり目が行きますが、前髪に効果が見られている点も注目したいところ。
何より最初は前髪が情けなくべちゃっとなっていたのに対し、最後は髪型を整えられるくらいになっていることが驚きです。
結果のデータ
フィンジアの臨床試験について、具体的な実験結果のデータも見てみましょう。
試験開始時と24週目を比べると、明らかに密度が上がっていることがわかります。
爆発的に増えたというわけではありませんが、決してばかにはできない数値です。
とにかく増えることは大事ですし、10%以上もの密度増加はかなり有意義であるといえるでしょう。
これはいわゆる髪の毛の髪質の変化です。
硬い毛がどれだけ増えたかという値ですが、ぱっと見てもその差がわからないくらいの値となっています。
髪の毛の成長・薄毛対策に関してはそこまで重視する様な項目ではなありません。
毛径とは髪の毛の太さ。
若干ではありますが増加傾向にあります。
細く、弱々しかった髪の毛が太くなってくること=強くたくましい髪の毛になりつつあるということです。
毛穴本数変化率⇒+35.4%
4つのグラフの中で最も試験開始前と24週目で差が出ているのがこの毛穴本数の変化率です。
1つの毛穴から生えてきている髪の毛が増えるということは、見た目にも髪の毛のボリュームが濃くなっていくということ。
AGAの症状は「1つの毛穴から生えてくる髪の毛が2~3本から1本または0本になってくるためボリュームが減ってくる」というものなので、この変化率はAGA治療に大きく貢献するデータと言えるのではないでしょうか。
被験者アンケート
被験者のアンケートは「使用感」「頭皮環境の変化」「満足度」どれも安全性と満足度の高さがわかります。
薄毛への効果はキャピキシル効果?
フィンジアの臨床試験データを見てみると、この薄毛への効果はやはりキャピキシルが大きく影響しているといえます。
キャピキシル自体も臨床試験で効果は認められていますので、それを用いたフィンジアもきちんと効果があるということが証明されたわけです。
しかしフィンジアの薄毛に対する効果はキャピキシルの力だけではありません。
やはりフィンジアに配合されている「カプサイシン」による「高い浸透力」があってこそ。
どんな優れた成分が配合された育毛剤を使っても頭皮にその成分が浸透しなければ、効果は期待できません。
他の育毛剤で効果が無かった方も、フィンジアなら期待ができるという理由もまさにこの高い浸透力のおかげ。
良い成分をしっかりと頭皮の奥底に届けるということが、いかに大事かよくわかりますね。
臨床試験で胡散臭いポイントを疑ってみた
ここまでフィンジアの臨床試験における結果を元にまとめてみましたが、では逆にこの臨床試験で胡散臭いポイントはあるのか?
あえて一つ挙げるとすれば試験内容の「1回あたり5~10プッシュ頭部全体に吹きかけてマッサージ」という部分でしょう。
この条件を見て5プッシュ×24週間やった人と10プッシュ×24週間やった人では当然使用した量も2倍違います。
使用回数をはっきりと指定しないことはランダム性にも繋がり、より信憑性のある実験結果に繋がることは間違いではありません。
個人的にはきちんとプッシュ回数を決めた上で適量を使用していれば、少なめに使用していた人ももっと良い結果が得られたのではないか?と感じますね。
まとめ
ということでフィンジアの臨床試験内容を元にキャピキシルの育毛効果についても触れてみました。
フィンジアの最大の特徴はカプサイシンを使った浸透力。
この浸透力があるからこそ、キャピキシル+ピディオキシジルによる育毛効果が最大限に高まっていると言っても過言ではないでしょう。
また、フィンジアの効果やはり口コミよりもこういうしっかりとした試験データが取れていると信憑性もはるかに増します。
確かに口コミでしかわからない「使用感」や「匂い」といった使い勝手の良し悪しもありますが、何より育毛効果がなければそれも意味がないもの。
こうして効果アリということが証明さたことで、フィンジアは薄毛に悩んでいる方におすすめできるということがわかりましたね。
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