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育毛剤で髪が生えるわけではない
育毛剤は頭皮を健康にしていく効果が期待できるため、医薬部外品扱いになっています。
医薬部外品は髪に有効と認められた成分は配合されていますが、穏やかな作用なので医薬品の発毛剤ほど効果は強くないのです。
しかし、医薬品は副作用が出やすくなります。
発毛剤に含まれるミノキシジルは血管拡張作用がありますが、頭皮のかぶれ、炎症、湿疹、頭痛、胸痛などの副作用があります。
フィナステリドはAGA治療薬として効果が高いものの、性機能障害や肝機能障害を引き起こす可能性があることが説明書にも書かれているのです。
また、妊娠中の女性が触れるだけでも、胎児が男子の場合生殖器に異常が起こる可能性があります。
その点、育毛剤には危険度の高い成分は配合されていません。
最近はミノキシジルの3倍の効果があるといわれるキャピキシルや、キャピキシルの誘導体ピディオキシジルが配合されている育毛剤もあります。
これらの成分は安全性が高い上に浸透しやすいので、安心して長期間使用することができます。
また、直接の発毛効果はなくても健康な頭皮環境にすることで、発毛を促進させる効果が期待できるのです。
育毛剤が効かない人の理由は5つの特徴が共通してる
日本は元より世界中でどんどん新しい成分が開発され、効果的といわれるものも増えています。
しかしその反面、思ったような効果が出ないと感じている男性は少なくないようです。
効果を感じられない理由は5つ挙げてみました。
頭皮環境が悪い
育毛剤は、頭皮に浸透しなくては意味がありません。
しかし、男性の頭皮はホルモンの関係で皮脂が多く、薬剤が浸透しにくくなっています。
さらに、何日もシャンプーしなかったり頭皮を雑に洗ったりしていると、皮脂の他に汚れまで毛穴に入り込んでしまい、さらに浸透率が下がってしまうのです。
もう一つの原因が、シャンプーに配合されている界面活性剤です。
男性用シャンプーのほとんどは洗浄力と脱脂力が非常に強いタイプの界面活性剤を使用しているため、皮脂も水分も取り去られて乾燥します。
すると炎症を起こしたり頭皮の角質が剥がれやすくなったりしてしまい、新陳代謝のサイクルが狂ってしまうのです。
そんな状態の頭皮に育毛剤を塗布しても、充分な効果は得られません。
髪の成長に必要な栄養素が不足している
中国では、「髪は血の余り」といわれています。
つまり、血液=栄養素と酸素が全身を巡り、内臓や各組織に充分栄養を届けた上でまだ余っている場合のみ、髪に回ってくる、ということです。
そのため、食事が偏っていると栄養不足になり、髪の成長に支障が出てしまいます。
特に、ビタミンとミネラルが不足しがちで、これらは食事で摂ったタンパク質を髪のケラチンタンパク質に合成する際に必要な成分なので、不足するといくら育毛剤を使用しても効果が出にくくなります。
育毛剤の塗布の仕方が悪い
気になる部分にだけたっぷり、その他の部分は適当に塗っていると、効果が出にくくなることがあります。
たとえば、育毛剤には血行促進成分が配合されていますが、一部だけ血行が良くなってもそれ以外の部分の血行が悪いままでは、血液は充分に流れてきませんよね。
かといって、必要以上に使用しても浸透する量は一定で、あとは無駄になってしまいます。
書かれている使用量を守るようにしましょう。
また、塗布するだけでなく、よく擦り込んでなじませることも大切です。
髪の毛に吸い込まれても意味がありませんので、頭皮につけてよくなじませてください。
育毛剤の使用期間が短すぎる
髪には成長期⇒退行期⇒休止期のヘアサイクルがあります。
退行期の期間は約2週間、休止期の期間は2~4ヶ月あり、成長を止めてから3~4ヶ月後に抜けるのです。
そのため、成長期を過ぎた髪に育毛剤を使用しても効果はなく、数か月は抜ける状態が続きます。
本来育毛剤の効果が実感できるようになるのは6ヶ月程度かかるのですが、2~3ヶ月の使用で効果が出ないと判断してしまう人が多いのでそれでは育毛剤に効果を実感するにも無理はありませんね。
効果的な育毛剤に使用していても「効果がない」と思って最低限の期間も使わず手放している人も少なくないのかなという印象があります。
自分に合っていない育毛剤を使用している
育毛剤成分には大きく分けて以下のものがあり、自分に合った配合のものを使用しないと効果が出にくくなります。
・5α-リダクターゼ酵素・男性ホルモン抑制成分
・皮脂分泌制御成分
・血行促進成分
・頭皮乾燥を防ぐ成分
・毛母細胞活性化成分
高品質な育毛剤にはこれらの成分すべてを配合しているものもありますが、その分作用が分散してしまうことも考えられます。
また、男性は自分の抜け毛をAGAだと思い込んでしまいがちですが、別の原因のほうが大きい場合もあるのです。
育毛剤を効果的に使う5つの方法
せっかく育毛剤を使用するのですから、効果的な5つ方法を覚えましょう。
刺激の少ないシャンプーを使用する
できれば、シャンプーはアミノ酸系のシャンプーを使用しましょう。
理由としては洗浄力が穏やかで、必要な皮脂と水分は頭皮に残してくれますので。
ただ、皮脂分泌が多い、あるいは整髪料を使用している場合、アミノ酸系だと二度洗いしても汚れが落ちない場合があります。
その場合は、シャンプーの成分に「ラウレス硫酸~」「ラウリル硫酸~」が配合されているもの以外を使用してください。
この二つの成分は洗浄力が非常に強く、肌荒れやアレルギーを引き起こしやすいことが知られています。
頭皮が荒れたり炎症を起こしていたりすると、育毛剤が充分浸透できなくなってしまうのです。
まぁ、アミノ酸系のシャンプーを使っていればまず問題はないかなというところですね。
髪ではなく頭皮を丁寧に洗う
シャンプーする時は、指の腹で頭皮を優しく丁寧に洗うようにしましょう。
その際、爪を立てて洗うと頭皮が傷つき、雑菌やシャンプー成分が入り込んで炎症を起こすことがあります。
頭皮を洗うことは大事なことですが、イメージ的には指の腹で頭皮を動かすといったところでしょうか。
男性の育毛剤はアルコールが多めに配合されているものが多く、炎症部分につけると非常にしみたりかぶれを起こしたりしやすいので、気をつけてください。
シャンプーが頭皮に残っていたり、汚れが落ちきってない場合はそれだけで育毛剤の浸透を妨げてしまうことになりますので、よく洗髪して十分にすすぐことが大事となりますね。
洗髪の時間よりもすすぎは2~3倍の時間の時間の方が長い方がいいと言われています
育毛剤は頭皮マッサージして浸透させる
塗布するだけでも効果はありますが、頭皮をマッサージして血行を良くすると、皮膚の温度が上がって浸透しやすくなります。
ただし、シャンプーと同様爪を立てたり力任せにマッサージしたりすると頭皮を傷つけ、頭皮から数ミリのところにある毛細血管が損傷してしまうこともあるので、軽く揉む程度にしましょう。
自分に合った育毛剤を使用する
自分の薄毛の原因を判断するのは難しいかもしれません。
しかし、たとえば頭頂部や前頭部が薄くなった場合は、5α-リダクターゼ酵素やDHTが原因の場合が多いので、それらを抑える成分が配合されているものが良いでしょう。
フケ、それも大きめで脂っぽいタイプなら皮脂分泌制御、小さめの乾燥したフケなら保湿や血行促進成分がメインのものが合います。
また、最近髪が細くなってきたという時には、5α-リダクターゼ酵素やDHTを抑える成分と毛母細胞活性化作用のある成分が配合されているものを使ってみてください。
食生活を見直す
育毛剤の効果をより高めるには、内部から栄養を補給することも大切です。
特に髪の主成分となるタンパク質、それを髪に変える亜鉛やビタミンB群は髪の健康に不可欠なので、食事やサプリメントで摂取するようにしましょう。
特に亜鉛は普段の食事だけから摂取するのは難しく、さらにアルコールの代謝で消費されてしまいます。
お酒を良く飲む人は、より多くの亜鉛を摂取してください。
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まとめ
ここまで、育毛剤が効かない人の共通点と効果的に育毛剤を使う方法について取り上げてみました。
育毛剤に限らずですが、正しい方向で継続しないと意味がありません。
やっぱり「ハゲたくない」という思いが強い人は必然的にいろんな育毛対策を試している傾向にあります。
育毛剤には髪に良い成分が必ず含まれているので「全く効果がない」という人は今回の共通点を参考にしてみてください。
こんにちはイクダン(@ikumoudanshi)です!
育毛剤を使って「育毛剤の効果があった人」と「効果がなかった人」に分かれると思います。
効果を実感できずに途中で育毛剤を断念した人もいることでしょう。
確かに育毛剤は誰でも効果があるというわけではありませんが、育毛剤が効かない多くの人にはいろんな共通点があったりします。
その共通点とは何なのか?
そんなわけで今回は多くの人が共通する「育毛剤が効かない人の5つの理由」と「育毛剤を効果的に使う5つの方法」に分けてみましたので参考になればと思います。