こんにちはイクダン(@ikumoudanshi)です!
「男性型脱毛症」であるAGA。
症状としては、生え際か頭頂部のどちらかが薄くなったり、酷い人は両方から薄くなったりしますよね。
そんなAGAは思春期以降からと言われていますが、AGAの発症率は年齢別で変わってきます。
個人差があるとはいえ、自分の世代の人がどのくらいの割合でAGAを発症しているのかが気になったりするもの。
今回は年齢別に20代・30代・40代・50代以降のAGA発症率をお伝えします。
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年齢別のAGA発症率(20代・30代・40代・50代以降)
男性のAGA発症率は「日本皮膚科学会ガイドライン」のデータではこのように発表されています。
20代:約6%(日本皮膚科学会ガイドラインでは10%と記載)
30代:20%
40代:30%
50代以降:40%
全体で約30%のAGA発症の報告があります。
3人に1人がAGAを発症していること。
20代は10人に1人がAGAとうことになりますが、報告がない属性を合わせるともう少し多いでしょうね。
加齢とおもにAGA発症率は上がっていくわけですが、20代でAGAが比較的少ないのは対策してる人も多いのではないでしょうか?
美容系の調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の男女に向けた「薄毛に関する意識調査2018」では実際に“薄毛対策でかけている費用”と“薄毛対策にかけても良い費用”が20代男性がもっとも多いことがわかっています。
見た目の意識レベルが若いほど強いのは当然かもしれませんが、薄毛になる前に対策する意識レベルが年々上がっていってるのがわかりますね。
AGAは加齢も関係していますが、対策してる人と対策してない人にとってもAGA発症率は大きく変わっていくことは明らかですね。
30代後半からAGAの進行が目立つ
また美容系の調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の男女に向けた「薄毛に関する意識調査2018」では”薄毛が気になりだした年齢”が平均36.3%歳というスコアが出ています。
薄毛の理由はAGAが深く関係するので、こういった調査でもAGAの進行がメインになっていると考えられますね。
自分で薄毛に気づいてない人が結構多いみたいですね。
AGAによる薄毛は一気に進行するわけじゃありませんが、人によっては現実を受け入れたくない人も多いでのはないでしょうか?
自分の頭皮を鏡で見るよりも、他人の目の方が明確だったりしますので。
錯覚で髪が薄くなってるように見えることもあるでしょうけど、気持ちはわかりますが、自分の頭皮の状態を明確にしないと悪化していくばかりです。
誰にも当てはまることなので”自分には関係ない”という意識は非常に危険だということですね。
遺伝でAGAを発症する確率は?
結論的に遺伝とAGAの関係は繋がっています。
個人差があるため、明確なデータがあるわけではありませんが、AGAの遺伝率は25%程度だと言われています。
親からの遺伝によってアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)を受け継いでいればAGAになりやすく、受け継いでなければAGAの可能性は低いとされています。
そのアンドロゲンレセプターとはホルモンに対する“感受性”のこと。
AGAのメカニズムは省略しますが、AGAの原因はDHT(ジヒドロテストステロン)が髪の工場となる毛母細胞の働きを低下することで薄毛の原因を引き起こします。
そのアンドロゲンレセプターはDHTが毛母細胞に攻撃されるまでの伝達役ということ。
人間の遺伝子には男女でX染色体とY染色体に分かれており、
男性はXY
女性はXX
と決まっています。
遺伝子のアンドロゲンレセプターの感受性はX染色体にあり、男性は母親側のアンドロゲンレセプター遺伝子を受け継ぎます。
よく男性は母方の家系から遺伝子を受け継ぐと言われている理由がこれですね。
つまり、母方の父親(祖父)がハゲていたら注意が必要だということです。
もっといえば、母方の父親(祖父)が何歳頃からハゲていたのか?を指標にすることが明確です。
遺伝でハゲる、ハゲないの議論については感受性の強さも関係してるところがややこしいですね。
また、遺伝的にアウトでもアンドロゲンレセプターの感受性の強弱によっても遺伝的要因の影響は異なってきます。
母方(祖父)のアンドロゲンレセプターの感受性が強い⇒遺伝的要因でAGAになりやすい
母方(祖父)のアンドロゲンレセプターの感受性が弱い⇒遺伝的要因でAGAになりにくい
繰り返しますが、個人差によって遺伝の確率が変わってきますので、指標が知りたい場合は遺伝子検査を受けることもできますが、遺伝子検査キット付きの育毛剤もあります。
自分の遺伝子に合った育毛剤をセミオーダーしてくるので、育毛剤選びに失敗するリスクが低いのが良いですね。
現在AGAじゃなくても早めの対策が大事
「年齢別のAGA発症率」でも20代男性がもっとも薄毛対策に費用をかけている方が多いです。
現在毛髪に問題はなくても、AGAが進行してからではあとあと余計に費用がかかったりと、何かと面倒ですよね。
まず、AGAが現在進行していない人は育毛剤でのAGA対策がおすすめです。
とくに遺伝的要因でAGAになる可能性が高い人は早めの対策が必要でしょう。
次の項目のAGA治療のように副作用のリスクが少ないことが大きなメリットですね。
AGA対策を目的として育毛剤の選び方としては、
5αリダクターゼ抑制効果の強い育毛剤
AGAの原因はテストステロンと5αリダクターゼが結合してDHTといった悪玉ホルモンが生成されます。
そのDHTがレセプターを通じて髪が作られる細胞(毛母細胞)を低下させるので、DHTを生成されないように5αリダクターゼを阻害してテストステロンとの結合を防止することがAGA予防になるわけです。
血管拡張作用のある育毛剤
髪は毛母細胞の組織内で毛乳頭から栄養を受け取って細胞を分裂させて作られますが、肝心な栄養がこの組織に行き渡らないと意味がありません。
血管拡張作用のある成分が配合されていると、血行を良くして毛根への栄養が行き渡りやすくなります。
毛根の奥だけじゃなく、頭皮環境は髪にとって重要。
皮脂の過剰分泌とった頭皮トラブルは髪の成長の妨げになるので、皮脂の分泌を抑制してくれる成分が配合された育毛剤を選ぶのも大事です。
そんな条件をこちらの育毛剤は全てクリアしているので、参考にしてみてください。
AGAが過度に進行してる人はクリニックでAGA治療
本格的なAGA治療となるとクリニックに通って医薬品の内服薬を処方されることが基本的。
クリニックは主に内服と外用のダブル治療がメインです。
- AGA予防を目的とした「フィナステリド」
- 髪を生やすことを目的とした「ミノキシジルタブレット」
- 外服で髪を生やすことが目的とした「ミノキシジル」
あとは、メソセラピー(頭皮に注射)の治療を行ってるクリニックも増えてきます。
これらはAGAが過度に進行してる人にとっては効果的ですが、こういった副作用があることを理解しておく必要があります。
【フィナステリドの主な副作用リスク】
勃起機能不全
射精障害
精液量減少
肝機能障害【ミノキシジルタブレットの主な副作用リスク】
多毛症
性欲減退
頭痛
めまい
肝機能障害
ただ、AGAの進行が激しい人にとってはこういった治療が必要になってくるので、無料カウンセリングで費用面など具体的に確認してみるのも良いですね。
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まとめ
各年齢別のAGA発症率からいろいろとまとめてみました。
加齢と同時にAGA発症率が上がっていくのは当然ですが、現在AGAじゃなくて早めに対策しておくことに越したことはありません。
全体の3人に1人がAGAを発症しているのは報告のデータなので、実際にはもっと発症してる人も多いと考えられますから。
「30代後半からAGAの進行が目立つ」の項目では30代半ばから薄毛に気づくことが多いとなってますが、実際には気づいてからでは遅いです。
というのもAGAが過度に進行してからだと、副作用リスクのない薄毛対策(育毛剤やサプリ)では追いつかないケースが多いので。
できることであれば、副作用の少ないもので対策できることに越したことはありませんね。
この記事からわかること
・年齢別のAGA発症率
・AGAの進行が目立つ世代
・遺伝によるAGA発症率
・現在AGAじゃなくても対策は早い方が良いこと