いろんな育毛剤はある成分に特化したものや成分数の多いものがあります。
人気育毛剤に配合されている成分がオールインワンとして配合されているのが「オールオンスカルプ」
このオールオンスカルプを僕は実際に使っていませんが、オールインワンになってる成分が興味深いのでピックアップしてみます。
- オールオンスカルプは効果なし?と言われる3つの理由
- オールオンスカルプの嘘っぽい口コミ
- 臨床試験で効果が確認された成分の詳細
- オールオンスカルプの副作用の有無
- オールオンスカルプのメリット・デメリット
お好きなところからご覧いただけます。
オールオンスカルプは効果なし?と言われる3つの理由
商品によって異なりますが、オールオンスカルプが効果なし?と言われる3つの理由に関しては下記の3つがあげられます。
いろんな育毛剤や化粧品にも言えることですが、効果なしと言われるのはオールオンスカルプに限ったことではありません。
これは不思議なことではなく、本当に良い商品でも必ずネガティブなワードで検索されるものです。
成分がオールインワンだから濃度が薄いかも?
成分に関してはこちらで詳しく解説しますが、オールオンスカルプには効果が期待できる成分が複数配合されていることから濃度が記載されていません。
いろんな成分が配合されているのは良いことですが、1つの成分に特化していない=濃度が薄いかも?という考えはできます。
化粧水、乳液、クリーム、美容液がオールインワンになったスキンケアアイテムは効果が薄いと言われることがありますが、それと同じ観点がオールオンスカルプにもあるのではないでしょうか。
それぞれの成分がどのくらい配合されているかはわかりません。
生える根拠はない
育毛剤は医薬部外品なので、発毛効果はありません。
あくまでも既存の毛髪を現状に戻すことなどが目的とされています。なので発毛効果を目的としてる人には向きませんよね。
ただ、こちらで解説する成分によっては臨床試験で薄毛に効果があったというスコアが残ってるケースもあります。
薬機法の問題で育毛剤は生えたとは記載できるものではありませんので、使ってみなかればわからないところはあるでしょう。
オールオンスカルプの嘘っぽい口コミはこれ
ただ、口コミを記載してるメディアでは嘘っぽい口コミが記載されていることがあります。
こういった口コミは理にかなっていません
この2つの理由について解説します。
生えた
こちらの項目と被りますが、育毛剤で生えたという口コミは科学的根拠はありませんので嘘の口コミの可能性が高いです。
臨床試験で薄毛に効果があった成分もありますが、口コミでの生えたは基本信憑性は低いです。
露骨に効果があった口コミも怪しいでしょうね。
使用3ヶ月未満で効果を実感
使用3ヶ月未満で効果を実感した口コミは物理的には不可能。
どの育毛剤メーカーも必ず3ヶ月や6ヶ月の使用を推奨していますが、これは単なる営業ではなく人間の毛髪に必要な期間なわけです。
人間の毛髪はヘアサイクル(成長期→退行期→休止期)といった周期があって、成長期じゃないと髪は育たないことがわかっています。個人の成長期の時期はわかるものではありませんので成長期の周期を考えたらざっと3ヶ月や6ヶ月の期間使わないと効果は期待できないとされています。
ということから使用3ヶ月未満で効果を実感した口コミは嘘ということになりますね。
期待できる効果【臨床試験済みの成分】
その中で臨床試験が実施されて成分が「キャピキシル」と「リデンシル」
臨床試験内容は省略しますが、それぞれ人間の頭皮を用いた実験から毛髪の変化が立証されています。
キャピキシルを使った被験者の頭皮
リデンシルを使った被験者の頭皮
これらの成分がすべて配合されているのががオールオンスカルプの特徴です。
頭皮環境正常化
マジョラムエキス
マジョラムエキス配合の育毛剤
酢酸トコフェロール
ニンジンエキス
ピディオキシジル
グリチルリチン酸ジカリウム
脱毛予防
D-パントテニルアルコール
毛髪成長
センブリエキス
リデンシル
キャピキシル
頭皮の柔軟化
フラバンジェノール
また、オールオンスカルプの注目成分とされているフラバンジェノールですが、天然由来のポリフェノールでフランス南西部から抽出された成分でアンチエイジングやシミ・シワへの効果が期待できる成分。
フラバンジェノールを開発した東洋新薬は「日本食品科学工学会」で育毛作用について発表されている記事がありました。
今回は同社が九州大学大学院農学研究院の片倉喜範准教授との共同研究で、同素材の育毛作用の新たなメカニズムとして、皮膚の最外層である表皮に存在し、毛髪の成長を促す「テロメラーゼ」という酵素を活性化することを確認。テロメラーゼの活性化は、毛のもととなる細胞を増加させることによって毛髪の成長を促進するため、従来の育毛剤とは異なり、薄毛の原因に限らず、男女ともに効果のある育毛剤の開発が期待されるという。
同社では「今後もフラバンジェノールの機能性を探求し、機能性を活かした商品の開発を通じて、一人でも多くの方の生活の質(QOL)の向上や健康の維持・増進に貢献していきたい」としている。
⇒ふくおか経済
成分数は155種類と育毛剤メーカーと比較してトップクラスですが、デメリットでも触れてるように実際に濃度がどのくらい配合されているかは不明なので”成分数=効果の期待が高いというわけではない”と思っています。
臨床試験が実施されたリデンシルとキャピキシルが同時に配合されているのは評価できるポイントでしょう。
オールオンスカルプの副作用リスクは?
前述した成分は、医薬部外品や化粧品に分類される成分です。
よって医薬品に属される成分は配合されていないので副作用リスクはほとんど気にしなくて良いといっていいでしょう。
ただ、頭皮に合う合わないは個人差によってあると思うので、そういった面では副作用リスクはゼロとはいえません。
1ヶ月くらい使って頭皮に合わないと判断したときは、メリットでもあるように解約や返金保証制度を使うのはありですね。
オールオンスカルプのメリット・デメリット
メリット
- 臨床試験が実施された成分が複数配合
- 初回980円で購入できる
- 返金保証制度あり
- 解約はいつでもOK
- プロテインプレゼント
前述したように、オールオンスカルプには臨床試験で毛髪の変化が確認できている成分が配合されています。オールインワンということでどれだけ濃度があるかは不透明ですが、医薬部外品で副作用リスクがない状態で薄毛への期待がもてるのはメリットといえるでしょう。
また、初回が980円で返金保証や初回から解約に応じてくれるのはお試し感覚としては最適ですね。
返金保証期間は商品到着30日で初回分は永久期間が採用されています。
定期コースに関しては期間限定で毛髪によいタンパク質が多く含まれたプロテインがプレゼントされます。
デメリット
- 成分がオールインワンで特化されていない
- 2回目以降の購入が高く感じる
成分がオールインワンで配合されることはメリットでもありますが、逆をいえば1つに成分に特化されていないだけに分散されている考えもできます。配合成分は記載されていても、濃度まで明確に記載されているわけではないので。
オールインワンの方が良いという考えもできますが、特化された濃度が表記されている方が期待度が高いといった考えてもできるかなと。
初回定期は980円とかなりお手頃価格ですが2回目以降の定期は9,800円なので一般的には安くありません。
解約はできるので、初回分は実質無料感覚で試すことはできますが、継続して使う場合は毎月9,800円かかることは知っておきましょう。
まとめ
おさらいすると、下記の結論でまとまりました。
- オールオンスカルプは効果なし?と言われる理由は「知名度が上がってきたから」「成分がオールインワンだから濃度が薄いかも?」「生える根拠はない」
- 「生えた」「使用3ヶ月未満で効果を実感」といった口コミは嘘
- 臨床試験で薄毛に効果のあった成分が配合
- オールオンスカルプの副作用リスクは限りなくゼロに近い
- 初回980円で購入できて、返金保証があって解約はいつでもできる。
この辺りで意見が分かれるかなと。
初回980円+返金保証+解約はいつでもOKという3点セットがあるので、気軽に試せるところは大きなメリットですね。