今回はプロペシアの効果についてピックアップします。
プロペシアといえばAGAのクリニックで専門治療を受ける際に必ず聞く名前ですよね。
近年、薄毛治療が一般的になってきてプロペシアという名前だけは知っているけれどどんな効果があるのか知らないという方も多いでしょう。
そこでプロペシアについて歴史や効果が出るまでの期間など様々な点をまとめてみました。
また、若ハゲに悩む20代もプロペシアを使って良いのかどうかってこと、気になりませんか?
この機会にプロペシアについて様々な疑問を解決しましょう。
ということでプロペシアの効果が出るまでの期間のまとめ、そして20代は使っても良いのか気になる部分をまとめました。
お好きなところからご覧いただけます。
プロペシアとは?歴史について
近年ではAGA治療のテレビCMもバンバン流れていますし、昔に比べて薄毛治療がより一般的なものになっていますね。
AGA(男性型脱毛症)の治療に効果的な薬としてはプロペシアがやはり有名です。
日本皮膚科学会に認められている治療薬としても知られているプロペシアですが、最初から薄毛の治療薬として開発されていたわけではありません。
その発祥はアメリカで、1920年にプロスカーという名前で前立腺肥大や前立腺癌の薬として認可を受けています。
しかしその後この薬には「毛の成長を促す」という副作用があることが判明。
これは薄毛の治療に使えるのではないか?ということで研究が進み、1970年にアメリカ食品薬品局の認可が降りて正式なAGA治療薬となったわけです。
また、日本では2005年に厚生労働省の認可を受けており、MSD株式会社が発売していることでも知られていますね。
プロペシアの成分
ではそんなプロペシアの成分は一体何が入っているのか?
プロペシアの主成分はフィナステリドという成分です。
このフィナステリドという成分はテストステロンと結びつくと薄毛・抜け毛を引き起こすDHT(ジヒドロステトロン)を発生させる酵素「5αリダクターゼ」を抑制してくれます。
5αリダクターゼを抑制することでDHTという男性ホルモンを生み出すきっかけを減らし、薄毛・抜け毛対策に繋がるということなのです。
また、プロペシアの添加物には次のようなものが含まれています。
・結晶セルロース
・乳糖水和物
・部分アルファー化デンブン
・デンブングリコール酸ナトリウム
・ジオクチルソジウムスルホサクシネート
・ステアリン酸マグネシウム
・ヒブロメロース
・ヒドロキシプロピルセルロース
・酸化チタン
・タルク
・三二酸化鉄
・黄色三二酸化鉄
・カルナウバロウ
いずれもなんだか難しそうな名前ばかりですが、これらの添加物は結合剤・着色・コーティングなどの目的で使用されているだけで髪の毛には何ら影響はありません。
人体に危害を加えるようなものでもありませんので安心してください。
海外製プロペシアと国内製プロペシアの違い
プロペシアはもともとアメリカで開発された薬で、現在では日本で国産のものも流通しています。
AGA治療薬として人気が高いプロペシアですが、海外製と国内製では一体どんな違いがあるのでしょうか?
まず、一番大きな違いは価格です。
日本で流通しているプロペシアは保険が適用されませんので、自由診療となります。
よって、かなりの高額になってきます。
一方海外製のプロペシアを手に入れる場合は海外で発売されているものを個人輸入することになりますが、価格はぐっと抑えられます。
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「どちらも有効成分はフィナステリドでしょ?中身が同じなら海外製の安いほうがいいのでは?」
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いえいえ、ちょっとまって下さい。
確かに個人輸入で安くプロペシアが手に入るかもしれませんが、類似品だったり粗悪品だったりする可能性は0ではありません。
また、日本でプロペシアを手に入れるとなるとクリニックで処方してもらうしか手段が無いのですが、逆に言うとこれは安全性に関しては非常に高いといえるでしょう。
海外製でも正式なライセンスを受けたものも存在しているとは思いますが、もし何かあってからでは遅いですし個人輸入なので全て自己責任ということになってしまいます。
費用面では仕方がないということもありますが、安全性という面で考えるなら国内製のものを医師から処方してもらうのが一番ですね。
プロペシアの効果が出るまでの期間
「いざプロペシアを処方してもらったが全然髪の毛が生えてこない・・・。」
AGA治療を受けていてプロペシアを処方してもらった方はこんな悩みを持っている方もいると思います。
確かにAGA治療薬として非常に高い効果が実証されているプロペシアですが、実はその効果が出るまで最低でも3ヶ月~4ヶ月、通常でも半年以上の期間は飲み続けなければ意味がありません。
これは臨床試験で薄毛が戻ったデータのある塗布タイプのリデンシルやキャピキシルでも同じことがいえます。
また、人により髪の生える速さには個人差があります。
髪の毛が生える速さが遅い人はプロペシアの効果が現れてからも気長に待つことが必要でしょうね。
せっかくクリニックで見てもらってプロペシアを処方してもらってもなかなか効果が出ないことに不安を感じる人が多いのも仕方が無いことかもしれません。
加えて、せっかく薬を服用していても生活習慣や食生活などが乱れていては意味がありません。
自身の生活を見直すこともプロペシアの作用を高めるため、そしてAGA治療にとっては非常に重要なことです。
口コミと評判
ではそんなプロペシアを使った方々の口コミを集めてみましたのでご覧下さい。
まずは常用している若い方の感想。
23歳から使ってます。これでどうにか防げてます。プロペシアのある時代に生まれて良かった。
若いうちからきっと抜け毛や薄毛に悩んでいたのだと思います。
プロペシアの効果を実感できているようで、何よりですね。
続いて30代の方。
30歳後半から約3年飲み続けています。現状維持というところで抜け毛は抑えられてると思います。これからも飲み続けていこうと思っています。
長い間プロペシアを常用しているようです。
髪の毛が増えているというよりも抜けないように維持する形で効果が現れているとのこと。
やはり続けることは何よりも大事なことなのでしょうね。
続いても長い間プロペシアを使用しているであろう方の口コミです。
脱毛は少しずつおさまり、発毛サイクルの改善を感じたので今後も地道に継続的に使用していきます。
発毛サイクルもきちんと気にしながら育毛に力を入れているみたいですね。
速攻性はないものの三カ月続ければ、効果が実感できそうです。今後も地道に頑張ります。
こちら口コミからも大事なことは継続することだということが良くわかります。
興味深いのがこちら。
普段効果はあまり感じられませんが、過去の写真を見ると違いが一目瞭然!自分にとっては、本当に良い商品です。
人間、毎日少しずつの変化ってなかなか気づきにくいものです。
しかし昔の写真と比べることで確実に効果があったということが実感できるのってやっぱり嬉しいでしょうね。
遺伝で効果は違ってくる?
ハゲの原因に遺伝が関係していることはご存知の方も多いと思います。
男性ホルモンのテストステロンと結びつく5αリダクターゼは薄毛や抜け毛を引き起こすDHT(ジヒドロステトロン)を生み出します。
この5αリダクターゼの活性の高さは遺伝によって決まっているのです。
つまり5αリダクターゼの活性度合いが高い場合、もしかしてプロペシアでは抑えられないのでは?と不安になる方もいるかもしれません。
しかし安心してください。
5αリダクターゼの活性度合いによって効果は多少違えどもプロペシアの効果はあります。
ただし活性度合いが高い場合、プロペシアを使っても現状の毛髪を維持する程度に効果が収まってしまうことも充分に考えられるわけです。
このため、長い間5αリダクターゼによる影響を受けている場合、効果はあっても満足が行かない物となってしまうこともあります。
遺伝によるAGAの場合はなるべく早めにクリニックで受診し、早めに手を打つことが薄毛・抜け毛予防の第一歩でしょうね。
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プロペシアで体毛は濃くなる?
「プロペシアを服用していたら体毛が濃くなった!」
そんな声を耳にしたことがある方も多いと思います。
しかし実際にはプロペシアにより体毛が濃くなるということはありません。
これは体毛が濃くなる副作用のあるミノキシジルタブレットをプロペシアと併用する方が多い為に、このような声が出てきたのではないでしょうか?
難しいのは薬はそれを使う人により効果に個人差があるという点。
ただ、プロペシアは前述したように成分として含まれているフィナステリドが男性ホルモンの働きを抑えますので、男性ホルモンの影響を受ける体毛が薄くなることはあっても濃くなることは無いのです。
20代や若者が使っても問題ない?
AGA(男性型脱毛症)に効果の高いプロペシアですが、若いうちから服用しても問題ないのでしょうか?
答えは20代の男性ならば服用してもOKです。
ただし、薄毛・抜け毛の原因がAGAによるものであること、またきちんと医師の処方を受けて使用することが前提となります。
なお、20代以下の未成年や女性に関してはプロペシアの使用は認められていません。
プロペシアを未成年が服用することの安全性・有用性は認められておらず、メーカーにより処方を禁止されています。
その為、未成年はプロペシアを処方してもらうことができません。
薄毛になりにくい女性は使う意味がありませんし、仮に妊娠中や授乳中であれば使用はもってのほかです。
「プロペシアで体毛は濃くなる?」でも触れたようにプロペシアには様々な副作用事例が報告されているのも事実です。
とくにED(勃起不全)といった副作用は男性にとっては大きなデメリットですから。
20代の若者にはまずは副作用なしのAGA対策をおすすめしたいですね。
僕が長年愛用しているサプリはAGA対策に必要な成分が豊富なので参考にしてみてください。
まとめ
プロペシアの効果が出るまでの期間のまとめに加えて20代が使っても良いのか、まとめて記事にしてみました。。
AGA(男性型脱毛症)には非常に効果が高いとされるプロペシアですが、その効果を得る為にはやはり生活環境もきちんとしていなければ効果は低いです。
そして大事なことは「継続」すること。薄毛・抜け毛に悩んでいる場合、速攻性をどうしても求めてしまいがちですが、薄毛治療は根気が必要となります。
また別の記事でも触れていますが副作用もありますので、使用してみておかしいなと思った場合はすぐに医師に相談をするのが良いでしょうね。
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