今回は育毛剤のつけすぎというテーマで下記の内容をまとめました。
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【逆効果?効果アップ?】育毛剤のつけすぎは意味無し
風邪を引いた時に1度に風邪薬をたくさん飲んでも意味はないですよね?
原理はそれと同じです。育毛剤を1度につけすぎても成分が浸透する量や髪の毛が成長する量には限界があります。
育毛剤をつけすぎたからといって薄毛が進行してしまうということはありませんが、効果アップを狙っても意味がないので用法用量を守って使うようにしましょう。
育毛剤は1回何プッシュが理想?
1回あたりの理想とされる量は育毛剤によってことなり、各メーカーの公式サイトや育毛剤に使い方の案内が同封されていることがあります。
例として通販で売れ筋となっている育毛剤の1回あたりの理想の塗布量は下記の通りです。
イクオスEXプラスとペルソナは容器の性質上プッシュではないので使い方に注意してくださいね。
- チャップアップ:1回30プッシュ
- プランテルEX:1回6プッシュ
- フィンジア:1回5〜10プッシュ
- イクオスEXプラス:1回20プッシュ
- ブブカゼロ:1回2ml程度(頭頂部から放射状に5ラインを意識して塗布)
- ペルソナ:側頭部、前頭部から頭頂部にかけて5箇所塗布し、マッサージ後に後頭部からうなじにかけて5箇所塗布
1回の塗布量は違いますが、共通して朝晩1日2回の塗布を推奨しています。
どの育毛剤も各メーカーが研究を重ね、効果が期待できるとされる塗布量を推奨しているため、提示された方法で使うようにしてくださいね。
また、チャップアップやイクオスEXプラスなど育毛剤によっては1回あたりの塗布量が多めのものもあります。
塗布量が多いので副作用のリスクが気になる人もいると思いますが、天然由来成分のみで構成された医薬部外品ということで安全性は高く、副作用の心配はありません。
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ミノキシジルのつけすぎはリスク
医薬品の成分は臨床試験で効果が認められ医薬部外品よりも効果が期待できますが、その分副作用のリスクが高くなっています。
つけすぎが副作用のリスクを高める可能性もあり、ミノキシジルのつけすぎは下記のような副作用を引き起こすことがあるので注意しましょう。
- 心臓疾患や肝臓疾患への影響
- 頭痛やめまい
- むくみ
- 頭皮が荒れる
- かゆみを伴う皮膚炎
- 体毛が濃くなる
専門的なクリニックのサイトも一部引用すると同じようなことが記載されています。
注意点1:高血圧、心臓・肝臓疾患への影響
注意点2:頭皮が弱いと、頭皮が荒れる
注意点3:体毛が濃くなる(内服タイプ)
注意点4:ミノキシジルをやめると、薄毛が再発する
⇒ミノキシジルの副作用とは
ミノキシジルを配合した外用薬の場合、皮膚炎など体の外側に副作用の症状が見られる可能性が高くなります。
育毛剤をつけすぎのデメリット
つけすぎは薄毛に対して逆効果にも効果アップにもなりませんが、薄毛以外の部分にデメリットがあるということを覚えておいてくださいね。
頭皮の炎症リスク
前述したように育毛剤の成分が1度に浸透する量には限界があります。
では浸透しなかった分はどうなるのか?
浸透しなかった育毛剤は拭き取ったり、乾かしたりしない限り頭皮に残ることに。
育毛剤が残ってしまうと頭皮の毛穴が詰まったり、雑菌が繁殖したりする可能性があります。
毛穴詰まりや雑菌の繁殖は頭皮の炎症を引き起こす原因です。
頭皮が炎症して育毛剤の効果が薄れてしまわないようにつけすぎないようにしてくださいね。
お金が余分にかかる
育毛剤は1本で1ヶ月分を想定していることがほとんど。
各メーカーが推奨する方法で使うことで1ヶ月分となるように開発されているのです。
しかし、つけすぎることでメーカーの想定を超えてしまい1ヶ月経過する前に育毛剤がなくなってしまいます。
なくなったら次の育毛剤を購入する必要があるため、早くなくなるとそれだけ購入代金がかかりますよね。
1ヶ月1本が1ヶ月2本になってしまうと購入代金は2倍に。余計なお金をかけないためにも育毛剤は推奨された用法用量を守りましょう。
まとめ
- 育毛剤はつけすぎても意味がない
- 1回あたりの塗布量は育毛剤によって異なる
- ミノキシジルのつけすぎは皮膚炎など副作用のリスクがある
- 育毛剤をつけすぎるデメリット①頭皮の炎症
- 育毛剤をつけすぎるデメリット②余分な購入代金
用法用量を守った上で育毛剤を継続使用し、計画的にすすめるようにしましょう。
早く効果を実感するために育毛剤を推奨量以上につけすぎてしまう人もいるのではないでしょうか?
はたして育毛剤のつけすぎは効果をアップさせるのか、それとも逆効果になってしまうのか。