今回はそんな育毛剤のデメリットにフォーカスしてみました。また育毛剤のメリットについても触れているので現在育毛剤を使ってるひと、これから育毛剤を使おうとしてる人の参考になれば幸いです。
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育毛剤の7つのデメリット
デメリット事例の代表例なので1つずつ見ていきましょう。
生える根拠はなし
育毛剤は医薬部外品に属されます。
つまり、治療ではなくあくまでも抜け毛予防。
「臨床試験で薄毛に効果がみられた成分」のように例外はありますが、基本的に育毛剤は生やすというよりも予防を目的につかうもの。
- 医薬品(ミノキシジルが配合された発毛剤や内服薬)は生えた⇒OK
- 医薬部外品(育毛剤)は生えた⇒NG
薬機法的に育毛剤で生えた。とは謳えません。
このように育毛剤は医薬品と比べて効果が緩やかでも下記のようなメリットもあります。
- 医薬品⇒多毛症や勃起不全などの副作用に繋がるリスク
- 育毛剤⇒体内に影響する副作用事例はほとんど見られない
過度なAGAの人には育毛剤は不向きですが、軽度レベルや将来の薄毛予防を目的としてる人であれば、育毛剤を使う価値はあるといえるでしょう。
効果を実感するまでに時間がかかる
こちらは育毛剤でも外服と内服の医薬品(ミノキシジルやフィナステリドなど)でも変わりません。
人間のヘアサイクルは髪が成長しない周期がありますので、使って1ヶ月や程度での効果は物理的に不可能とされています。
多くのメーカーが3ヶ月や6ヶ月間以上の使用期間を推奨しているのは効果を実感するための最低期間だということですね。
ということから、すぐに効果を実感するものではないことを理解しておく必要があります。
頭皮に合わない可能性
育毛剤は大抵アルコール系の成分が配合されています。まれにこういった成分は敏感肌・乾燥肌の人によっては頭皮に合わない可能性が考えれます。
育毛剤は医薬品のように大きな副作用が報告された事例はほとんど見られませんが、頭皮トラブルになる可能性も無きにしもあらずということは知っておいた方がいいですね。1ヶ月程度様子みて頭皮に異変があれば使用を中止する方がいいでしょう。
値段が高い
育毛剤によって変わりますが、育毛剤は定期的に購入する場合5,000円以上するものがほとんど。初回割引で1000円以下で買えるものもありますが、継続的に使うのであれば5,000円以上の出費は覚悟するべき。
ただ、市販で売られてる安いヘアトニックなどは育毛に関するエビデンスがなさすぎるので意味がありません。
とはいっても、安価ではないのでできる限り安めのもので期待できる効果が高いものを選びたいですね。
ステマの口コミが多い
育毛剤に限ったことではありませんが、商品の口コミにはステマ投稿が多いのは事実。
「ヤフー知恵袋」「2ch」「楽天、アマゾンのレビュー」や「アットコスメ」でもステマっぽい口コミがあったりします。
すべてがステマ投稿ではありませんが、実際に個人差もあるので口コミはあまり参考にはならないでしょう。
成分のエビデンスだったり根拠が整っている育毛剤の方が選び方としては正しいです。
Vチューバーが胡散臭い
Vチューバー形式で育毛剤を紹介してるYou Tube広告がありますが、胡散臭いイメージがありますよね。
ビフォー・アフター画像など物語形式になっているものが多いですが、本人の体験談ではないことを知っておきましょう。
その紹介してる育毛剤の効果の信憑性の判断まではできませんが、本当の体験談ではありません。
成分の配合量が不明なものが多い
育毛剤によっては何からしらの成分にフォーカスしてるものや、成分数が多いものがあります。その成分がどれだけ配合されているのか?については不透明にしてる育毛剤がほとんど。
たまに最高濃度として配合を謳っている育毛剤はありますが、その数値は基本的には不透明です。
育毛剤を使ってるほとんどの人が気にはしていないポイントですがが、成分をピックアップするなら配合量や配合率まで明記している方が安心ですよね。
育毛剤のメリットは安全性の高さ
ここまで育毛剤のデメリットについてフォーカスしてきましたが、デメリットばかりではありません。
育毛剤のメリットは使う人の目的によって異なりますが、一番は安全性の高さが共通点として多いのではないでしょうか。こちらでも触れましたが、医薬品と比べて効果は緩やかであっても過度なAGAが進行してない人によっては副作用のリスクが少ないものを使う方が継続できますよね。
完全にAGAが進行してる人は育毛剤は不向きなので、各地のクリニックへいくべきですが、抜け毛予防や軽度のAGAであれば育毛剤で対策する方が値段や安全性でのメリットはあるでしょう。
臨床試験で薄毛に効果がみられた成分もある
100%の効果を保証されたわけではありませんが、人間の毛髪から実施された試験で毛髪が戻った成分が「リデンシル」です。
海外の臨床試験なのでどこまでの信憑性があるのか不明ですが実際に薄毛に効果がみられたデータも確認できています。
リデンシルが配合された育毛剤も今回紹介した育毛剤の7つのデメリット育毛剤のデメリットも当てはまりますが、明確なデータがあることも事実。
育毛剤のデメリットを知った上で確認してみる価値は整っているので、参考にしてみてください。